ネット化できないFPや専門家は今後廃業に向かうかもしれない。

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ちょっとおどろおどろしいタイトルですが、ネット化の波から目を背けるか、今後きちんと対応していくかによって将来が決まるかもしれません。

少なくとも、現状の動向は押さえておきましょう。


ネット化していく「専門家」業


実は既にネット化の波はいわゆる先生業や専門家業のところに押し寄せてきています。

細かいことを言い出すとキリがないですが、大きな部分についてざっくりとでもトレンドを掴んでおいてください。

今後どうするべきか、今からしっかりと考えておきましょう。


IT重説の本格運用開始


IT重説(ITを活用した重要事項説明)というのはご存知でしょうか。

重要事項説明というのは宅地建物取引業者が契約時に行う説明の一つ、というのはFPなら当然ご存知のはずです。

平成29年度(去年)の10月から賃貸取引に関してこのIT重説が本格的に運用開始されています。

IT重説本格運用(平成29年度~)国土交通省HPより抜粋

記事執筆時点でまだ運用開始から半年が経過したに過ぎませんが、既にIT重説を支援するIT企業などがあるようで、業界が活発化(騒然?)としているようですね。


重要なのはIT重説の詳細ではなくて業界全体の流れです。

ITの利活用は平成29年よりも何年も前から実証実験が続けられていました。

去年始まった賃貸取引のIT重説は、このIT利活用の「ごく一部」に過ぎないということを理解しておく必要があるでしょう。

賃貸取引のIT重説だけでも多少の混乱があるようですが、これが収まって業界標準になってくれば、他の部分もIT化、ネット化していくのは目に見えています。

不動産業者は「面倒くさい」「新たなコストがかかる」とあまり乗り気ではないかもしれませんが、その是非を決めるのはあなたではなく契約者の方です。

IT(ネット)を使えば家に居ながら説明が受けられ、便利で楽なのは明白です。


IT化・ネット化に懐疑的な業者が果たして生き残れるか?

今から考えておくべきことでしょう。


遠隔医療、遠隔診断の推進


「情報通信機器を用いた診療」、いわゆる遠隔医療、遠隔診断についても積極的に推進されています。

情報通信機器を用いた診療の経緯について(平成30年2月8日)厚生労働省PDFより抜粋


僕はドクター(医師)では無いので詳細は分かりませんが、遠隔医療については主に医師法第20条に定める「無診察診療の禁止」に該当するかどうかが議論されているようです。

これについて、原則は対面診療であるものの、患者の都合による場合はその限りでないとか、初回は対面診療で、その後患者と医師が合意すれば遠隔診療を認めるとか、今、様々な「試み」がなされています。


詳しくは上記PDFを読んでいただければいいですが、FPとして理解しておくべきことがあります。


「これは医者の話でしょ?FPなんて関係ないよね」


さてホントにそうでしょうか?

例えばFPは「お金の◯◯ドクター」と言われていますよね。

お金に関して診断、アドバイスをするという意味では、行為としての医者とあまり違いはありません。

本来の医者は、それに加えて「身体」を見る必要があります。つまりFPよりもはるかに遠隔化、IT化が難しい職業です。

その医者が、遠隔診療を推進しているんですよ。


FPが無関心で、本当に大丈夫ですか?


保険もネットで売られてるよ


あなたがFPなら目をそらしたくてもそらすことが出来ない現実があります。

そう。

保険販売は既に「ネット化」が進んでいます。

2006年、ライフネット生命が「ネット直販」の生命保険会社として業界に殴り込みを掛け、当時の話題をさらいました。

「ネット直販の保険会社なんてうまくいかない」

「きっとすぐに潰れる」

なんて声も当時は聞かれましたが、今では上場まで果たし、完全に社会に定着していますよね。

ライフネット生命自体は直近の業績低迷から直販だけでなく対面販売もチャネルに追加していますが、それだけを見ると大勢を見失います。

ライフネット生命誕生以降、既存の生保も次々と「直販」チャネルを増やしていきました。

いわゆる「ネット生保」と言われているものでその保険料差は顕著です。

直販チャネルが増え、競争が激しくなったことはライフネット生命の業績低迷の一因でもあります。

つまりネット化の波は既に「時代の奔流」であり、今やライフネット生命は異端児ではなくなったということでしょう


さて、FPにとって「ネット生保は脅威」と捉えられがちですが、果たして本当にそうでしょうか?

アドバイスの方法には気をつける必要がありますが、対面生保、ネット生保に限らず「顧客にとってベスト」な商品を提案できれば大きな信頼を勝ち取ることが出来るでしょう。


なにが脅威でなにが脅威でないかは、FPとしてのあなたの考え方とスタンス次第だと思います。



ネット化はFPにとってピンチかチャンスか?


僕はFPというのは「情報産業の一種」と考えています。

だって、お金の専門知識(一種の情報)に基づくアドバイス(情報を与えること)によって、クライアントをより良い状態に導く職業でしょ?

使っているのは全部、「情報」ですよね。

ということはFPは、IT化・ネット化との親和性が極めて高い職業なんです。


このことがピンとこないとか理解できないと言っていたら、それこそネット化の波に取り残されてしまうかも…


どうするかは結局あなた次第ですが一度冷静に、世の中の動向を見極めてみてはいかがでしょうか。


「法律が…」

って言い訳をするかもしれませんが、法律なんて一旦議論の俎上に乗ればいとも簡単に変わっていくというのはもうご経験済ではありませんか。


あなたは

「法律が変わってから後手後手で対応する」

のと

「法律が変わる前に先手を打って出来るところから始める」

のと、どちらが「有利」とお考えでしょうか。


もちろん僕は先手を打って「ネット化」に取り組んでいますが、あなただって、今からでも全然遅くはありませんよ。


今からでも遅くはありません。まずは手始めにブログから、始めましょう。

【保存版】ファイナンシャルプランナーで稼ぐためのブログ活用術





ps.

月収70万円超えました。

保険を売らなくてもFPは十分やっていけますよ。


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