銀行・証券のFPさんは転職よりどんどん独立すればいいのに。

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先日、というか以前からなんですが
銀行や証券会社勤務のFPさんが
独立を目指す事例が増えているように感じます。

今日はそのことについて少し。

最後に行き着くのは独立FP事務所?


先日、メルマガ読者様から
こちらのようなご感想を頂きました。

私はこれまで銀行・証券会社を経て現在外資系の保険会社で勤務しています。
来年志新たにFP事務所を個人で立ち上がる活動をしていきたいと思いたどり着きました。

惜しみなくこれまでのご苦労をご開示されて本業でも頑張っておられる活動には
本当に驚きました。

これからもずっと興味深くメルマガ読ませていただき
お手本にしたいと思います。

(M様)


ありがたいお言葉ですが
思うにFPの行き着く場所は
個人事務所、すなわち
独立なのかもしれません。

正直、銀行、証券会社、保険会社で
働けるスキルをお持ちなら
どこでも活躍できると思うんですよ。

証券も銀行も保険会社も、
どの会社もノルマは厳しいでしょうし
求められるスキルも半端ない。

当然、成果を出せば報酬も大きいですが
そういう働き方を志向するなら
独立するのが一番伸び伸び
活躍出来ますよね。


組織に入るとどうしても
組織の理論が優先になります。

それが良いとか悪いとかではなく
合うか合わないかです。

合うならいいですが、合わないなら
自分の考えに馴染まないルールに従うという
余計なストレスを抱えながら、でも
成果主義だなんて割に合いませんよね。

組織優先なのはどこも同じで
転職してもなかなか
解決しないかもしれません。


だったら独立して自分のやりたいことで
思いっきり成果を出せば
いいんじゃないでしょうか。


もちろん人生の選択は全て自己責任ですし
生き方なんて人それぞれです。


ですが、これから何十年も悶々と過ごし続けるリスクと
独立する場合のリスクを
一度は冷静に比較してみることを
お勧めしますね。


僕はそうやって「独立」を選びましたから…


銀行・証券会社所属のFP数


データで見るFP資格(日本FP協会)より引用)


証券会社と銀行・金融機関に勤めている
FPは全体の27%にのぼります。

全国で17.7万人のFPがいますから
約4.8万人のFPが証券、銀行系という
計算になりますね。

めちゃくちゃ多いわけではないけど
無視できない数ではあります。

冒頭のコメントもそうですが
僕のブログやメルマガをお読みの方で
証券、銀行系という方もおられます。

証券会社や銀行に勤め
転職もずいぶんしてきたけど
やっぱり満足のいく仕事ができない…

そういう悩みを持っている方がいます。

それほどのスキルがあるなら
どんどん独立にもチャレンジすればいいのに
というのが僕の率直な印象ですね。


証券、銀行系FPが独立することのメリット・デメリット


証券、銀行系FPの
独立のメリット、デメリットを
まとめてみました。

独立のメリットとチャンス


証券、銀行出身のFPは
アドバイスできる知識やスキルも豊富で
社会にいくらでも活躍の場がありそうです。

独立したら少なくとも最初は
投資助言業ではないので
特定の商品のアドバイスなんかは出来ませんが
そんなこと本当に必要ありますか?

本当に相手の視点に立った
アドバイスは、特定の商品に
依存しないはずです。


また、独立したからといって
市場が飽和することもなさそうです。

仮に証券・銀行系FPの10人に一人が
独立するとすれば上記試算から
約5,000人の独立FPが誕生することになります。
(コレ、相当な割合ですよね?)

ですが、それがどれほどのインパクトがあるかというと
そんなに大きくもないです。

例えば5,000人の新規FP事務所が誕生したところで
上記グラフで見ればFP事務所・士業事務所の割合が
7%から10%に膨らむに過ぎません。

それで?
っていうぐらいですよね。

独立系FP事務所の数は
正直、全く足りていません。

僕みたいに全く異業種から参入したFP事務所ですら
パンクするぐらいの集客ができるわけです。

それぐらい、FP事務所は需要が旺盛で
供給が全く追いついていないのが現状なんです。

なので、7%が10%になったところで
何の問題もないでしょう。


独立FPのデメリットと課題


これは僕も以前からずっと言っていることですが
一つ独立開業にデメリットがあるとしたら
集客がネックになります。


組織に所属していたら、組織(の別の人)が
集客を代行してくれます。

なので、FPは集客せずとも
クライアントのコンサルティングに
集中できるわけですね。

集客を組織に代行してもらうか
自分で実行するか。
その違いだと思います。

組織で働くメリットはそこにありますが
その代り組織の理論で動く必要があります。

別の見方をすれば
集客できるスキルさえ身につけば
組織に依存する必要はなくなります。


アドバイスできるだけのスキルや
知識は十分お持ちなんですから
あとは集客できるかできないかの
違いだけでしょう。


安全を取るなら証券・銀行退職後の独立も


僕が目にした別のケースでは
金融機関を退職した後に
FPとして独立を目指すという方法です。

いくつかの点でこの方法はお勧めですね。

まず元々退職後は勤労収入がゼロになる前提ですから
ライフプランにとってプラスにしかなりません。

フィーが得られるようになればラッキー。
得られなくても、年金と貯金で生活できる
ライフプランになっているはずですね。


次に、長年培った知識とスキルを
社会に還元できるということ。

退職したらもう仕事をせず
社会との接点も急速にしぼむ、
と「思い込んでいる」方が多いですが
それはあなたにとっても社会にとっても
損失になります。

そもそも退職というのは
会社や制度が勝手に決めた期限であり
誰が何歳まで働こうがそんなの自由です。

常識にとらわれない発想が出来るなら
退職後だっていくらでも活躍の場は
社会から与えられ続けるでしょう。


第3のメリットとして
ボケにくいということを
挙げておきます。

仕事を通じて社会とつながることは
人間にとって大切なことです。

心身ともに刺激を受けますから
ボケにくくなるのは当たり前ですね。


退職後も働くなんて…
と思われるかもしれませんが
ノルマも上司もないわけで
本当に好きな仕事が出来ると考えれば
起業はむしろ天国みたいな職場でしょう。

難点が一つあるとしたら
退職までは勤め上げる必要がある
ということでしょうか。


ちなみにこの視点で起業して
大成功を収めているFPの一人が
大江英樹先生です。


リスクを取るのが金融機関の仕事なら
リスクをとる社員や行員がいても
いいのではないでしょうか?

それほどリスクが取れないなら
副業で集客を試してみて
うまくいきそうなら独立を視野に
いれればいいと思いますよ。


副業、週末起業については
こちらの記事も参考にしてくださいね。

週末起業としてFPで独立することの可能性を考えてみる。





ps.

月収70万円超えました。

保険を売らなくてもFPは十分やっていけますよ。


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