僕が運営しているネット集客の
実践者コミュニティがあるのですが
その中で
「ネット経由で依頼され、メガバンクの記事を執筆した」
というご報告がありました。
これ、ちょっと興味深くないですか?
目次
これは福岡で大活躍中の独立系FP、
久保逸郎氏が執筆した記事です。
(参考→FPオフィスクライアントサイドHP)
僕は「行列のできるFP事務所(行列FP)」という
ベタな名前の(笑)FP専用の集客教材を
販売していますが、その実践者コミュニティで
しばしばこういった成果報告があります。
つい先日もブログ経由でお問合わせがあって
監修の仕事を依頼されました、とか、
随分前の話かもしれませんが
テレビ出演の依頼がネット経由で
ありました、とか。
コミュニティでは前向きで熱意溢れる人が多く
モチベーションを高め合うような
理想的な状況が続いていますね。
今後も成功者が続いてくれることを
期待しています。
現代は知識社会、知識労働社会と言われています。
ドラッカーという有名人の名を出すまでもなく
これは皆さん周知ですよね。
知識(労働)社会の現代において
情報発信はいわば「筋トレ」のようなものです。
FPを含め「専門家」や「先生業」って
要は知識労働のど真ん中。
筋トレもしてなければアスリートとして
お呼びがかからないのと同じで
情報発信していない専門家は
今後お呼びすらかからない
そんな可能性だってあるわけです。
こういうと
「それはちょっと大げさでしょ」
とおっしゃるかもしれません。
たしかに、今後も人と人の紹介ネットワークは
機能し続けると思います。
ですので、莫大な人脈を持っていて
それだけで仕事を回せる人は
あまり問題ないかもしれません。
でも、これからFPとして独立しようと
考えているならちょっとこれは問題ですよね。
だって、人脈って最初はゼロなわけですから。
仮に人脈を作っていったとしても、実績の無いうちは
相手から「あの人はまだ実績がないから」と思われて
声を掛けてはもらえないでしょう。
それが、情報発信では
少々風景が異なります。
真面目にコツコツと発信し続けることで
まず検索エンジンからの評価が高まります。
アクセスも集まってきますのでそうなると
「仕事を依頼したい人」の目にも
留まるようになってきます。
結果として、あまり実績がなくとも
「仕事の依頼」につながることは
十分考えられるのです。
実際、僕自身が同じことを経験してきましたし
(最初に監修依頼があったのは、AFPで
まだ顧客も数えるほどだったです)
冒頭の通り、僕の「行列FP」コミュニティでも
複数の人からネット経由で依頼があったよ
とのご報告を頂いています。
ということは、情報発信の活用は
ビジネスとしてかなり再現性の高い方法だ
ということが理解できると思います。
ネット上ではブログに書くのが
典型的な情報発信になりますが
ちょっと気負いません?
僕なんてもうトータルで
千記事以上は書いてきましたので
初心者の頃のドキドキ感なんて
遠い過去の話ではあるんですが(苦笑)
最初は誰でも難しく感じると思います。
でも、情報発信を難しく
捉える必要なんて全然ありませんよ。
例えばブログという「枠」を外してみましょう。
普段、誰かと会話している中で
ご自身の経験や知識を元に
相手になにかを伝えることって
いくらでもありますよね。
それも、いわば情報発信の一つです。
「え?じゃぁお茶会とかの雑談も情報発信なの!?」
はい。
そのとおりです。
情報発信をなにか特別なこと
エライ人が小難しい文章で書くもの
なんて考えていると頭が固くなってしまいます。
まずはなんでも情報発信だと捉え
その機会を増やしていけばいいんです。
そう考えれば、
その内容をブログに書くことぐらい
なんでもなくないですか?
みんな、自分でハードル上げ過ぎなんです。
もっと気楽に、カジュアルに発信していきましょう。
もう少し具体的なノウハウのような
話をしてみたいと思います。
僕が情報発信のために普段やっていることは
PCの前に座ってカチャカチャとキーボードを叩いている
そんな姿を想像されるかもしれません。
もちろんそれもやってはいますが
それ以上の時間、「あること」に費やしています。
なんだと思いますか?
…
…
それは
「普段の生活」
です。
上でお話したとおり、普段の会話や
頭の中で考えていることが全て
情報発信だと捉えられます。
であれば、
「普段の生活」=「情報発信」
じゃないですか。
ある意味、あなたの存在自体が
情報を発信してるわけですよ。
それさえ理解できれば、あとは
「あ、これは書けそうだな」
と思われることをピックアップして
文章化する作業だけです。
だから少なくとも僕の場合は
PCの前にいるときは「作業」で
それ以外のときにアイデアやネタが思い浮かぶ
という毎日を送っています。
ですので、ネタのストックは
常に数十以上、あります。
つまらないネタも多いですが(笑)
ネタ切れの心配もありません。
どちらかというと文章化する作業時間が取れず
ネタが貯まっていく一方なのです。
こんなことを書くと、すぐに
「林さんは特別だから」みたいな
考えをする人がいそうですが
決してそうではありません。
何度もいいますが、普段の生活自体が
情報発信なわけですから、そこからネタを汲み取るのは
慣れればそんなに難しい話ではありませんし
しんどくもなんともありません。
自然に湧いてくるわけですからね。
イメージとしては、あなたの側(そば)にネタの川があって
あなたはそれをぼんやりと眺めているとします。
たまに、川上から面白そうなものが流れてくることがあって
それを拾うと記事ネタのアイデアが書いてある。
そんな感じです。
慣れればごくごく自然に
ネタが湧いてきます。
そのためにはネタの川を意識的に見つめる
つまり、なんでもネタになるのでは?と
意識しておくことが大切かもしれませんね。
ネタが現れるタイミングは分かりません。
誰かと会話しているときかもしれませんし
なにかを読んでいるときかもしれません。
ぼんやりと休憩しているときかもしれませんし
僕はしばしばウォーキングに出かけますが
そういうときに思い浮かぶ事も多いです。
いつ、どういうタイミングで
ネタが思い浮かぶかは分かりませんので
いつでもメモできる環境を作っておくことを
お勧めします。
経験上、大抵のネタは、
1分もしたら忘れてしまいますので(苦笑)
どういうふうに環境を作ったらいいかわからない
という方のためにお勧めのワークスタイルがこれ。
↓
GTDという「効率的なワークスタイル」ですが
昔からある方法で定評があります。
僕もずっと取り組んでいて
今はもうかなり馴染んでますが
とてもいい方法ですので
お勧めですね。
余談ですが実はうちのスタッフYも
GTDに興味を示しているようです(笑)
僕はスマホにすぐにメモできる環境があり
いつでもどこでも思いついたらすぐにメモを取ります。
PCも24時間つけっぱなしで
事務所にいるときに思いついたら
すぐPCに向かってとりあえず「メモ」
だけしておきます。
肉付けするのは
後でいくらでもできますからね。
ちょっと長くなりましたが今後
FP(専門家)は継続的に学ぶだけでなく
情報発信も必須のスキルと
なっていくでしょう。
いや、もう既になっていると言って
いいかもしれません。
でも難しいことなんて全然なくて
普段の生活から情報発信を
意識してみてくださいね。
意識すれば自然と情報発信が
できるようになっていきますので。
FPは(少なくとも協会のFPは)
継続教育を義務付けられていますので
情報のインプットは普段から
実践されているはずです。
情報発信にはインプットも必要なのですが
FPはそれが既に出来ているので
あとは情報発信を意識するだけでいい
というわけです。
これは他の一般的な人よりもかなり有利な立場だ
ということは覚えておいて損はありません。
逆に情報発信しないと、今の時代
もったいないとさえ言えるかもしれませんね。
ほらね。
この程度のネタで
1記事できちゃったでしょ(笑)
ただ、それをどうやって集客に結びつけていくか?
となるとそれはマーケティングの
専門的な話になってきます。
僕の「行列FP」でお話してますので
そちらもよかったらどうぞ。
メルマガで詳しくお話しています。
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