ブログがたどる末路と、メルマガの未来。

あなたは、年賀状は出されますか?

僕はもう結構古いタイプの(?)人間なのか、
昔から習慣で続けている年賀状を、
いまだにやめることができずにいます(^^;

年賀状を頂くと、もう何十年も会っていないのに、
一応近況は知っていて、もし、道端で
ばったりお会いしたとしても

「やぁ、お久しぶり!」

といって話ができる気がします。

逆に年賀状を頂いていない方は、
残念ながらもう記憶のかなたです…。
(僕はそれほど記憶力のいい方ではないので…)

多分道端でお会いしたとしても、
お互い挨拶もできないと思います。

(会ったということすら、
 分からない可能性が高いでしょう)

不思議なものですよね。

1年にたった1回だけ、
それも義理で挨拶を交わしているだけの人でも
連絡があるのとないのとでは、
天と地ほどの差があるわけですから…。

1年前の出会い

さてここは、FP・士業のためのネット集客の
ブログでしたね。

年賀状のお話ついでに質問なんですが
あなたは1年前に訪問した、
「誰か」のブログについて、
思い出すことはできますか?

ほとんど、不可能だと思います。
僕も、ムリです。

そうなんです。

ブログやホームページだけでは、
仮に運よく訪問していただいたとしても、
ほとんどの場合、忘れ去られてしまいす。

これって、ほんとにもったいないですよね。

ちなみに、
2014年9月16日、世界のWEBサイト数が
10億サイトを超えたそうです。


世界のウェブサイト数、10億件を突破

つまりあなたのホームページやブログは
この10億サイトのうちのたった一つであって
そこに訪問していただいたというのは
本当に奇跡的なことなのです。

この奇跡の出会いを一生ものにできる
可能性があるのが「メルマガ」なのです。

メルマガなら「あなたから」、
読者に連絡が取れます。

冒頭の年賀状と、同じですね。

そう。

これがメルマガの重要な役割の一つ。

忘れないようにしてください。

もうひとつ、メルマガには大切なことがあります。

それは、ブログはなくなる可能性はあるが、
メルマガがなくなる可能性は極めて低いこと。

「ブログが無くなる!?」

ちょっと怖い表現で申し訳ないですが、
ブログが無くなるというよりは、
ブログの「アクセスが無くなる」という表現の方が
適切です。

例えばブログへのアクセスが、
現在、月間数千アクセスあるとしましょう。

そこそこ集客のできるレベルのアクセスですが、
仮に、海外出張や、大きな病気をしたりと、
ライフプランに大きな変化があり、
ブログもメルマガも、
手をつけられなくなってしまったとしましょう。

どういう状況になるでしょうか?

例えば僕のとあるブログで、今は更新しなくなった
過去のブログのアクセス推移を見てみると…


過去のブログのアクセス数

こんな感じで、当初は
それなりにアクセスがあったものの、
残念ながら今はほぼ死んでいます。

これを以前と同様のアクセス数まで復活させるには、
かなり大変な作業となるでしょう。

では、メルマガはどうでしょうか?

実はメルマガも放置してしまうと
少しずつ届かなくなりますが
基本的に

1.読者がそのメールアドレスを使わなくなった

2.読者がメールそのものを見なくなった

という理由なので、
ある程度、最低月に1回ぐらい配信すれば
メールアドレスの変更はしてもらえるので
1は防げます。

2は「メルマガ解除」という形で
一定数はでてしまうので
ある程度は仕方がありません。

逆に、全くメルマガを出さなければ
解除もされませんので、
2による減少はほとんどないはずです。

こんな感じですので、メルマガであれば、
仮に1年間ほったらかしにしていても、
1年後に

「ご心配をおかけしました。メルマガ再開します!」

と一通ご挨拶すれば、また以前と同じように
ビジネスを復活させることが可能なんです。

ですので、どんなにアクセス数のある
ブログやホームページよりも、メルマガの方が
「ビジネス資産」としての価値が高いのです。

それこそ、何千、何万と読者様の
メールアドレスが手元に溜まっていけば、
「一生モノ」の財産になるはずです。

個性を伝えられるFPになってほしいから

具体的なメリットが多いメルマガですので、
ビジネスとして取り組むならやらない意味は
ないと言えるのですが、さらに僕が個人的に
メルマガを実践してほしい理由があります。

それは

「あなたの個性を全面に出して、仕事をしてほしい」

ということです。

メルマガという媒体の特徴は、
あなたと読者さんが
「1対1」だということ。

極めて、プライベートな関係です。

大切なことなので、もう一度言います。

メルマガでは、あなたと読者さんとで
プライベートなお話ができるのです。

苦労して集客して
少人数のお茶会を開くまでもなく、
それ以上にプライベートな話を
メルマガではできてしまうんです。

もちろんそれはビジネス上の関係でもあるのですが、
相手の「メールボックス」に直接届く以上、
少なくとも読者様は1対1のような感覚を持っているはずです。

ですので、
儀礼的でビジネスライクなメルマガを発信するよりも、
個性豊かで、あなた自身を全面に出した
メルマガの方が、好感されるんですね。

だってそうでしょう。

だれかと1対1でお話しているときに、

本音は一切話してくれず、終始商品の特徴や
メリットばかり話す機械的な人と、

商品のことはさておき、
結構フランクに本音も交えて話のできる
人間的な人と、

どちらと仲良くなりたいですか?

って話です。

もちろん、相性の合わない人は、
去ってしまうでしょう。

でもそれはそれで、構わないと思います。

そういう方は、どのみち、お客様に
なっていただけないですから。

本音でしゃべって、それで解除されるなら、
こちらとしてもそれ以上は仕方がないな、
とスッキリあきらめもつきます。

(逆にいえば、そういう取捨選択を
お客様の方で自動的に行ってくれるという
非常にありがたい媒体でもあります)

だからメルマガには、
言いたい放題、
好きなことを書いたらいいんです。

僕も、そうしていますので。
既にお気づきかもしれませんが

もちろんビジネスですし大人ですから
誹謗中傷はしないとか、
社会道徳上問題のない範囲でとか、
挨拶はしましょうとか(笑)、
最低限の礼儀は守る必要はありますが、

逆にいえば、守るべきことなんて
これぐらいの当たり前のトコロだけです。

言いたい放題、楽しく続けていくうちに、
だんだんとあなたの個性が認知されて
共感してくれる人があなたの周りに
自然と集まってきてくれます。

そして集まれば集まるほど、
メール1通書くだけで、より多くのお客様へ
情報を届けられるようになります。

(収入という観点から言えば、同じ労働力で、
収入は大きくなっていくという魅力があります)

それはビジネスとして
理想の状態ではないでしょうか?

というか、そんな楽しいビジネス、
他にはないと思います。

そういう、幸せなビジネスができれば、
長く続けられるでしょうし、
僕としても、幸せなFPさんや
士業さんを増やしたいと思っていますので。

お客様の「人生」を見守るFPが、
息の長いビジネスができないなら
やっぱり失格だと思いますし、

そういう意味でも、
メルマガを活用してほしいと
思いますね。

だから僕もこうやって、
メルマガを続けているんです。

そりゃ楽しくなけりゃ、
なんでも続きませんからね。

プロフィール
行列FPメルマガ

コメントフォーム

名前 

 

メールアドレス 

 

URL (空白でもOKです)

 

コメント

トラックバックURL: 
プロフィール

こんにちは、林FP事務所代表の林健太郎です。ブログご訪問ありがとうございます。

ファイナンシャルプランナー(CFP®)、工学博士(阪大)。ライフプラン相談100世帯以上、個別の資産運用相談等を中心にFP業で収入を得ていますが、ネット集客が得意で北は北海道、南は沖縄まで日本全国に顧客を持っています。

FPは集客が難しいと言われる中、ネットだけで集客に成功しているFPはさらに少ないと思いますが、その秘密をメルマガでお伝えしています。

メルマガ詳細

プロフィール
メディア掲載実績など
FPジャーナル2018年9月号
2018年9月、日本FP協会の機関紙「FPジャーナル」(約20万部)の特集「長期x分散x積立投資を徹底検証」に林の記事が掲載されました。(→プロフィール



PHPPHPくらしラク〜る2017年12月号表紙

PHPくらしラク〜る2017年12月号・2018年1月号短期集中連載の監修をさせて頂きました。(→プロフィール



日経ヴェリタス2016-08-14

日経ヴェリタス2016年8月14日号「確定拠出年金 とことん活用術」にコメントが掲載されました。(→プロフィール



イオンカード会員誌mom 2015年12月号(30万部)に監修記事

イオンカード会員誌mom 2015年12月号(30万部)に監修記事が掲載されました。(→プロフィール



FP事務所ブログが月間16万アクセスを超えました



FP事務所メルマガ読者様が 4,000名 を超えました。



プロフィール詳細はこちら

お問い合わせ
人気記事 月間TOP10
最近の投稿