僕は書く、ということに関してずいぶん長い間取り組んできました。
独立前の会社員時代にも論文、書類、プレゼン資料はたくさん作りましたから、それを含めればもう、20年近くは資料や記事を書いてきたことになります。
いわゆるプロのライターさんに比べればまだまだでしょうけど、「道具」に関してはこだわりがあり、効率よく書く(仕事する)ことには自信があります。
今日はそんな僕が普段から愛用している「道具」をご紹介します。
目次
仕事というのは
とはいうものの、気合や工夫だけでできることにも限界があります。
そこで今日は僕が毎日使っている「快適さと効率を上げるアイテム」をご紹介します。
独断でランキングしてますので5位からどうぞ。
ブルーライト(カット)メガネ、「PCメガネ」とも呼ばれるアイテムです。
ブルーライトが目に良くないことはずいぶん知られるところになりましたが、そのブルーライトを軽減してくれるメガネ。
画面がちょっと黄色っぽく見えますが、それはブルーが軽減されている証拠です。
確かにこのメガネをかけて作業すると、疲労感が減る気がします。
実際に数値データとして疲労感を測ったわけではないので、分かりませんが。笑
また、画面の文字もなぜだか「少しハッキリ」見える気がします。
(「度」は入ってません)
これも視力測定してないので分かりませんが。
難点としてはちょっと視界が暗くなることです。
メガネをかけたまま手元で細かい作業をしようとすると、ちょっと暗く感じることがあります。
とはいえ、疲労感を軽減してくれる重要なアイテムであることは間違いありません。
安いものであれば数千円ぐらいで売られていますから、一度試しに購入してみてはいかがでしょうか?
僕が使っているのはオカムラ製ですが、要はこんな感じのものです。
↓
ずっと座って作業してると首やら腰やら足やらが痛くなってきます。
そのまま我慢して作業を続けるといわゆる「エコノミー症候群」や、「ストレートネック」になる危険性もあります。
そうした健康リスクを減らすために、比較的良いとされているのが「スタンディングデスク」です。
要は、立って作業しろと。笑
でも立ってばかりいても疲れてしまいますよね。
そこで考えられたのが昇降デスク。
高さを変えられるなら、座り作業も立ち作業も好きにできるでしょ、というわけ。
最近では楽天が全面的に昇降デスクを導入したりして、有名になってきました。
手動式の安価な昇降デスクもありますが、それだと昇降作業が面倒になって結局「普通の机」化してしまう恐れがあります。
ですので、少々値は張るんですが電動昇降デスクにしました。
これ、比較的お勧めのアイテムで
「立って作業するって、意外と気持ちいいもんだ」
と実感できます。
机としては高価かもしれませんが「健康リスクを減らすアイテム」と考えれば、それほど高価な投資でもないと思います。
病気や怪我をしてしまったときのコストは、莫大ですからね。
もう10年以上使ってますでしょうか。
こちらもオカムラ製のエルゴノミクスチェア(contessa)です。
最新版はこれ。
↓
値段はほとんど変わってないですね。
丈夫で長持ち、座面もほとんどヘタりませんから、今まで部品の交換は一度もしていません。
そういう意味では、コスパも高い逸品です。
エルゴノミクスとは「人間工学に基づく」という意味で、体型を徹底的に意識した作りになっています。
座り心地は当然快適で、長時間座っていても体への負担が軽くなります。
今じゃ僕はこの椅子じゃないとだんだん体が痛くなってきます。笑
ただ1点、個人的に難点があって、座面の奥行きが深すぎて背もたれが後ろすぎる、ということ。
わずかに数センチの話なんですけどね。
だから写真でも背もたれ部分にバスタオルを掛けて調整しています。
(いろいろ試した結果、バスタオルに落ち着きました)
これは小柄な僕特有の問題なんですが、エルゴノミクスチェアは体にフィットしてなんぼです。
できれば、小柄な人にも合うエルゴノミクスチェアを開発してほしいな、なんて勝手に思っています。
ということで非常に良いものながら独断で3位としました。
うちにはもう何年使ったか分からないほど使い込んだ東プレのREALFORCE(リアルフォース)というキーボードがあります。
これですね。
↓
超有名なキーボードですのでこだわる人は必ず知ってる、Made in Japanの逸品ですが本当に極上のキーボードです。
特長は
とにかくオススメ中のオススメアイテムで、毎週記事を書くようなFPやライターさんはデスクトップだろうがノートPCだろうが、このキーボードをつないで使って欲しいです。
このREALFORCEの最大の特長は「キータッチの重さ(荷重)を選べる」という点。
(押すときにどれぐらいの力が必要になるかを「荷重」と言います)
人間の手というのも個人差があって、ゴツい岩のような手の人もいれば、か細い女性のような手の人もいます。
僕はどちらかというと「か細い」方で、普通のキーボードを使っていると左手の小指が痛くなってきて、そのまま使い続けると痙攣したり激痛になっていきます。
これだと仕事にならないので、どうしたもんかと探し回った挙げ句に見つけたのがこの東プレのREALFORCE。
当時のラインナップで一番荷重の軽いものを選びました。
初めて使ったとき、何時間使っても手が痛くならなくて本当に感激しました。
このREALFORCE、小指のキーは他のキーより軽いという配慮までされてて、異常なまでのこだわり様です。
もちろん10年以上使ってますが、それ以来一度も指が痛くなったことはありません。
考えてみれば、驚異的なことです。
しかもキータッチが軽いので、タイピング速度も(多分)数割ぐらい速くなるというオマケ付き。
快適に仕事ができ、さらに作業時間まで短縮できるという、これほど投資効率のいいアイテムもなかなか他に見当たりません。
荷重が選べるといいましたが基本、すごくタッチが軽いので、肩こりに悩んでいる人にもお勧めですね。
タッチが軽くなれば、当然肩の力も抜け、肩こりを軽減させる効果が期待できます。
最近ではキーの荷重をスイッチで切り替えるモデルもあって、さらに進化していますね。
REALFORCEには他にもいろんなモデルがありますので、ご自身の好みにあうものを選んでくださいね。
一番いいのは、ビックカメラとかヨドバシとかのキーボードコーナーに行って実際に触ってみることです。
強いてREALFORCEの弱点を挙げるとすれば
ただですね。
正直このキーボード10年ぐらいは余裕で使えますし、数千円のキーボードとかと比べたら比べるのが失礼なほどクオリティが高いです。
それがたかだかコレぐらいの値段で手に入るんですから、全く幸せな世の中ですよね。
文句なく、費用対効果はトップレベル。
本気でブログをやりたいとか、FPとして執筆に力を入れたいなら、プロの道具として迷わず持つべき一品でしょう。
さて、道具を清潔にしておくのはプロとして当然のことかと思います。
うん。
今すごく良いこと言った気がしますが、僕も面倒くさがりなので実はこの記事を書く前はこんな感じでした。
うぇー、汚ね。(苦笑)
これを、とある洗浄液とウエスでゴシゴシと汚れを落としていくと…
(再掲)
おー、すげーピカピカになりました!
新品といって出しても一瞬わからないほどですコレ。
これでまた気持ちよく仕事ができます。
ちなみにホームポジションのキーはさすがにテカテカになってますし、スペースキーの手前の部分も長年の使用で削れて凹んでるのが分かります。
手前の垂直な部分もちょっと凹んでるんですが、なんでだろうと思って手を置いたら左手の親指の置き場でした。
ここを軸にして他の指を動かしてたんですね。
知らなかったよ。
長年の習慣、恐るべし。
で、とある洗浄水というのはこちら。
↓
これ。
アルカリ洗浄水なんですが、かなり頑固な汚れも簡単に落としてしまう頼りになるやつです。
ウチはアクアエクスを使ってますが、ホームセンターに行けばこういうのもあるみたいです。
中身は同じアルカリ水ですが、アクアエクスよりも安いです。
僕は使ったことないですが、使った人の話によれば「よく落ちる!」とのことで、こちらでもいいかもしれません。
次からは僕もこれを使おうかな。笑
1位はやっぱりコレですかね…。
2画面って使ったことない人は分からないかもしれませんが、一度この環境に慣れてしまうと絶対1画面には戻りたくありません。
資料を見ながら文章を書いたり、メインの作業をしながら分からないところをちょっとネットで検索…という作業は頻繁にしますよね。
このように頻繁に行う作業を効率化しないと、細々した作業がなかなか片付きません。
そうするとストレスが溜まってさらに作業スピードが落ちて…と悪循環になります。
液晶モニタなんて、今どき数万円も出せばいいのが買えます。
ココはFPとして絶対ケチってはいけないところでしょう。
お勧めは高さや角度を調節できるモニタです。
昇降デスクの部分でも説明しましたが、長時間同じ姿勢でいることは人間にとって大変辛いことです。
モニタの高さも同じで、モニタの高さが変わらないというのは人間にとってかなり苦痛なんです。
特に首や肩への負担は半端ない。
ですのでその苦痛を和らげるためにも、モニタの高さや角度を調節できる事は必須の機能だと僕は考えます。
ノートPCで作業している人も多いかもしれませんが、ノートPCは首肩への負荷が尋常ではありませんからあくまで短時間の作業用。
長時間作業する場合は、少しでも負荷を少なくするため、せめて机上にキーボードとモニタを用意しておき、ノートPCとそれらをつないで作業することをお勧めします。
そうすればノートPCの画面がサブモニタになって、ちょうど2画面的にも使えますから一石二鳥ですね。
「いや、そもそも物理的にデスクトップが狭くて 2画面なんてとてもとても…」
という方は、こんなアイテムもありますよ。
これは僕も使ってて、要はデスクの後ろからアームがニョキッと生えて、手前のちょうどいいポジションで使えるブックスタンドです。
例えばコレとタブレットを併用すれば、こんな感じで2画面ライクに使えます。
画面サイズが違うとか、タブレットとの操作感が違うとか、まぁありますが、タブレット以外にも顧客資料とか書籍も置けますので、これはこれでなかなか重宝してます。
見た目以上(失礼?)にしっかりしてて、もう何年も使ってますがまだ全然しっかりしてますね。
アームの設置位置次第で机よりも広いスペースが使えますから、スペースの狭い人は特に重宝すると思いますよ。
いかがでしたでしょうか。
昇降デスクやエルゴノミクスチェアはやや高価ですが、その他のアイテムはそれほどでもないと思います。
全部揃えると30万円近くはかかります。
この価格だけ見れば
「贅沢だ」
と思われるかもしれません。
しかし人件費が一番高いことを考えれば、少しでも作業効率を上げたり、快適にしてくれたり、健康リスクを下げてくれるこれらのアイテムには価格以上の価値があります。
仮に、作業効率を上げることで、年間売上がどれだけ少なく見積もっても、5万円はアップするでしょう。
1ヶ月4,200円弱。
クライアントと30分面談すればお釣りがきます。
ですので、実際にはたったの5万円ということはないはずですが、仮にたった5万円だとしても6年足らずで回収でき、その後は利益になってしまいますよね。
FPなら、このことは簡単に分かるはずです。
しかも健康リスクは独立FPにとって天敵です。
就業不能保険なんかを検討するぐらいなら、まずはこれらのアイテムを検討すべきでしょう。
一見お金が出ていくように見えますが、結局安物買いの銭失いが一番損します。
少しばかりのお金はケチらず、本当にいい道具なら迷わず手に入れてください。
長い目で見れば十分回収してプラスにできますし、仕事も楽にできて一石二鳥ですね!
もちろん、これらの道具がなければ、仕事ができないというものでもありません。
今ある環境から、少しずつレベルアップしていきましょう!
こうしたアイテムが一つでもあれば、ブログを書くのもより楽しくなるはずですよ。
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