先日、僕のFacebook投稿で
興味深いことがありました。
情報発信者として
シェアしておくべきかなと思うので
ここに記しておきます。
あなたもブログ、メルマガで
情報発信しながら集客したいなら、
必読ですよ。
目次
僕が投稿した内容はAmazonの宅配日時を
どうコントロールするか?という
非常に他愛ない内容だったんですが、
意外と盛り上がっていきました。
僕としてはほぼ100%ジョークのつもりの投稿だったんですが、
中にマジレスする人もいたんですね。
ここでちょっと変だなと思った人は正解で、
ジョークにマジレスってちょっと奇妙ですね。
あくまでもジョークはジョークなんで。
ということで、そうしたマジレスにも
元ネタがジョークであるため、
わざとボカして返信をしました。
(ですので、それ以上は盛り上がらなかった)
で、ここからが重要なんですが、
こうしたマジレスをする人って、
残念ながら情報発信には向かないタイプです。
どういうことか、詳しく見ていきましょう。
僕の投稿は宅配日時をコントロールするネタだったので、
真面目に考える人は、そりゃシンプルに日時指定すりゃいいじゃん、
って話なんですね。
で、僕はちょっとおどけて「自分の発注日をコントロールしよう!」
ってネタだったんですが、どうもそれが気に食わない人が居るらしい。
そういうことをコメント欄に書かれたわけですが
これって言ってみれば人それぞれの考え方ですよね。
日時指定しようが、発注日を変えようが、
配送費を払おうが払うまいが、
そんなのは個人の自由。
人の考え方って自由なはずです。
ではそういうことを真面目に突っ込んでくる人というのは、
単純に非常に真面目か、攻撃的か、
人の意見が気になりすぎるタイプか、
のいずれかです。
人の意見が必要以上に気になるからこそ、
どうでもいいところで変に主張してしまう、
ということですね。
残念ながらこういうタイプの人は、
情報発信が苦手です。
なんせ、人の意見が
気になって仕方ないわけですから
自分の主張の主導権をとりにくい。
読者が増えてきたとしたら、
例えば読者が100人になったとして、
100人100通りの考え方があります。
それで、全ての読者の考えを気にしながら
発信するなんて、到底不可能ですよね。
僕ももう読者が2,000人ぐらいになってきましたが、
そりゃ、色んな人がいますよ。
ものすごい共感してくれる人もいれば、
先程のFacebookの話のように
ちょっとズレた視点で反論してくる人もいる。
でもそんなこといちいち気にしてたら、
怖くて情報発信なんてできないですよね。
で、気にする必要もなければ、怖がる必要もないです。
なんせ、違って当たり前なので。
これ、日本人のとっても悪いところだと思うんですが、
必要以上に空気を読んでみたり、
必要以上に忖度してみたり、
そんなことばかりしてたら
そりゃいつまで経っても
怖くて情報発信なんてできませんよ。
これは他人の意見を無視する、というのとは全然違っていて
「人はみな違う」という事実を尊重しているかどうか?
なんです。
これ、かなり重要なポイントですから
必ず覚えてください。
日本人がこれから身につけるべき
重要なスキルの一つかもしれません。
これが、ふとした拍子に出てきます。
今回の場合であれば、
Facebookのコメント欄にも出てきました。
実は日本人って、自分と他人が違う、ということを
受け入れにくいメンタルを持っているのかもしれません。
でもそれだと自分も他人も「息苦しい」でしょう。
例えばですよ。
身長170cmの人が、
全ての人間は170cmであると考えて
世界を作り上げたらどうなりますか?
それって、すごく不便で、
生き辛い世の中じゃないですか?
身長というのは人それぞれバラバラで、
140cmぐらいの人もいれば、2m超えてる人もいる。
もっと極端な身長の人も、
少ないですが世の中にはいるわけです。
170cmの人は、それ以外の身長の人は
認めないんでしょうか?
そんなことあり得ないですよね。
他人の考えが違うというのは、
ある意味そういうことです。
その違いを受け入れがたいとなると、
情報発信なんてできようもありませんし、
仮に情報発信しなくても、なんだか視野の狭い、
息苦しい人生と思います。
ですから、自分と他人は違って当然という事実を
さっさと受け入れて、その「違いを尊重」していくほうが
非常に前向きな生き方だと僕は思いますね。
当然ですが、自分のためなら他人は死んでも構わん、
みたいな極端な思想や公序良俗に反する考えは
真剣に議論して修正していくべきでしょう。
ですが、それがちゃんと守られた上で
表現の自由の範囲内であれば
むしろ人それぞれ違ってて当然です。
ではこの違いを認めるために必要なことはなんなのか?
ここでちょっと、藤井聡太四段の例で
考えてみましょう。
前人未到の29連勝達成で
一躍全国的に有名になったプロ棋士、
藤井聡太四段ですが、彼の普段の生活は
ご存知ですか?
放課後は遊ばない、
読書はほとんどしない、
テレビも見ない、
芸能関係も全く知らない…
知っている有名人は、元プロ棋士の
加藤一二三・元九段だけだそう。
将棋以外にはほとんど興味がなく、
将棋以外の唯一の趣味は
全国の積雪量のチェックだとか(笑)
まるで中学生とは思えないような日常ですが、
それぐらい将棋にのめり込むことで
藤井四段の天才棋士としての実力が
磨かれているといっていいでしょう。
彼を支えているのは、
将棋への情熱も当然ありますが、
その「鈍感力」もすごい。
普通、人と違ってたらどうしよう、なんて思いがちで
思春期であれば、なおのことでしょう。
でも彼はそんなこと一切気にしないんですね。
まぁ、藤井四段ほどの鈍感力は必要ないかもしれませんが、
「読者と違ってたらどうしよう」
なんて気にしてたら、
怖くて情報発信なんて出来ません。
情報発信者のあなたも、
ある程度の鈍感力は必要でしょう。
情報発信って悪意をもってやることではないですが、
一方で、発信者の意図や信念って、必ず入ります。
必ずです。
それが入ってなかったら、
ただの事実の列挙や請売りに過ぎないので、
あなたが発信する意味は全くありません。
そんなこと、する意味がないんです。
だから、あなたの意見、意図、信念、理念、
そうしたことは必ず入るはずだし
入れるべきです。
そうした信念や理念が、
違いの「ベース」を作り上げます。
で、読者がどう思おうと、気にしてはいけません。
これは別に、読者が嫌な思いをしてもいい、
ということではありません。
あくまでも読者のために主張するわけですが、
その主張の結果読者がどう反応するかは
人それぞれで分からないので、
それは気にしてもしょうがないということです。
あなたの信念に共感する人は、読者として残ってくれますし、
そうでない人は、解除していくだろうし、
というかそもそも最初から読者にすらならないと思います。
あなたと読者とも、考えが違って当然なんです。
だからそれでいいんです。
残っている読者はあなたの考えを知っている人、
あなたの考えに共鳴してくれる人、
ということです。
むしろ、どんな反応が返ってくるにせよ、
反応がある方がいいです。
反発のようなものが返ってくることもありますが、
その場合、何も言わない読者は
逆に深く共感している可能性があります。
何の信念も理念もなく、
主張っぽいことをしてみたところで
読者には刺さりません。
ひるがえって最初の話に戻りますが、
だから独りよがりになっていい、
という話ではありません。
そうではなくて、他人の話も聞く。
気にする必要はないけど、無視はしない。
聞いた上で、僕はこう思う。私はこう考える。
そういうことを発信するわけですね。
で、聞いたら聞いたで、
否定する必要も、肯定する必要もありません。
(肯定はしてもいいかもしれませんが)
違いを違いとして、あるがままに受け取ればいいだけです。
先程の通り、意見が違うなんてことは
当たり前の話なんで。
だから、人それぞれの違いを受け入れた上で
必要なら改めて自分の立ち位置を見直す。
他人の意見というのは、
そのための「材料」にすればいいんですよね。
FPなどという職業であれば特にですが、
主張するには証拠や実績が大切です。
いや、なくても主張すること自体は自由ですが、
それだとせっかくの主張が「感想文」レベルになってしまいますね。
例えば今、僕はこうやって主張しているわけですけど、
それは僕がブログに月10万前後のアクセスがあったり、
毎月毎月途切れることなく集客出来てたり、
という実績があるからこそ、とも言えます。
↓
これがもし、ブログのアクセスが数百ぐらいしかなく、
一人も集客できてない状態で、
「集客のための情報発信とは…」
なんて言ったところで、だれも見向きもしないでしょう。
ただ、心配いりません。
実績というのは大きいに越したことはないですが
別に大きなものである必要はなく、
小さくても大丈夫です。
例えばあなたが駆け出しのFPで、
無料の相談を初めて受けたとしましょう。
それで、相手は喜んで満足したとします。
なら、それは十分な実績として
アピールして全然構いません。
「こうやってお客様は満足してくれていますよ」
「だから私のコンサルはスゴイんですよ」
あまり盛りすぎてもいけませんが、
そういう主張は、小さくても実績がある分、
説得力がありますよね。
これが誰からも相談なく、
単に「私はスゴイ!」と言っているだけなら、
読者は
「ふーん、で、何がスゴイの?」
ってなります。
だからどんなに小さくてもいいので、
コツコツと証拠と実績を積み上げていきましょう。
長くなってきましたが、まとめると
ということでした。
というわけで、
これからも安心して情報発信してくださいね。
情報発信、楽しいですよ!
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