驚愕の電話対応と、FP・士業が陥ってはいけないワナ

僕のお客様は北海道から鹿児島まで、
全国に広がっているので
面談もスカイプでやることが多く、
よく家で仕事しています。

で、先日仕事中にかかってきた電話に出てみると、
こんなことが起きました(汗)

ダメダメな電話勧誘

Alexas_Fotos / Pixabay

先日、NTTフレッツ光サポートセンター(?)から
継続割引のご案内という電話がありました。

この電話を頂いた時点で、
過去同様のお電話を頂いていたので
お断りしようとしたところ、僕の説明の途中で
「あーそうなんですかー」という言葉を最後にブチ。

(ひょえー)

まぁ、忙しかったし時間短縮になったので結果的によかったんですが、
あまりにも稚拙な対応でこっちが逆に心配になりました(苦笑)。

NTT系の勧誘電話って以前からいい噂は聞いてませんが、
全然、改善していませんね…。

さらに、こんなこともありました。

最近、ロボットで電話をかけまくるのが
流行っているのか、しばしばアンケート等の電話が
「自動電話(?)」と称してかかってきます。

こちらはロボットに対して、
ロボットの質問に、
ロボットが指定するタイミングで
ボタンを押したり、
「はい」とか「いいえ」とか言わないといけません。

…なんだかなぁ〜、って思いませんか?

まぁ、コスト削減の努力の一環といえばそうなんでしょうけど、
やっているこっちとしてはなんだか「奴隷」みたいに
働かされている気がしてなりません。

結構、時間も取られてしまいますしね。

(1度はやってみましたが、そんなワケでそれ以来、
ロボットの電話は早々にお断りするようにしています)

もしこれが、対面だったら、
こんな対応をするかどうか?

例えばですよ。

何でもいいですが、訪問販売しているセールスマンが
玄関先にやってきて、あれこれ話始めたとして。

以前、聞いた話だったので

「それは以前お伺いしたので、結構(不要)ですよ。」

とお断りしようとしたら

「あー、そうなんですかー」

といって、挨拶も何もせずに
「バタン」と扉を閉じて出ていくようなものです。

まぁ、用もないのに長居されるよりはマシかもしれませんが(苦笑)、
そのセールスマン、その後の成約は取れなさそうだ、
ということはほぼ確実に想像できますよね。

そのセールスマンだけの話ならまだいいですが、
会社全体の印象も、一緒に悪くなりそうです。

2番目の例で言えば、
玄関先にいきなり「謎」の装置が置かれて、
アンケートを取るので協力してと言ってくるのと同じで、
やっぱり不気味です。

それを想像してみたら、
一瞬でやって効果があるものかどうか、
分かるはずなんですよね。

なんだか気が滅入る話ばかりで恐縮なので、
全く逆の例も挙げておきますと、

先のNTTと比べ、N証券の営業はすごいです。
こちらは、惚れ惚れするぐらいの
コミュニケーション力を発揮してくれています。

(だからといって、商品を買うことは
残念ながらほぼないのですが…苦笑)

でも、こういう電話を頂いていると、
もしいいのがあれば、買ってもいいのかな、
という気にはなってきます。

やっぱり営業って、
コミュニケーションだと思うんですよね。

商品を売ろう売ろうと無理にがんばって、
相手の顔も見ずにまくし立てるような営業って、
今の時代、完全に逆効果です。

電話でも、メールでも、相手は人間なんだから、
ちゃんと相手の顔を想像しながら
相手の立場に立って親身にやりとりしていれば、
心は通じるし、心が通じたらたとえそれが営業だとしても、
自然と納得してくれるはずなんですよね。

特にFPなどという仕事をしていたら、
相手の身になって話を聞かないと
それこそ全然、仕事にならないはずです。

電話の事例でお話しましたが…

あなたは、さすがに上のような対応は、
していないと思います。

ただ、これがホームページやブログ、メールになると、
ちょっと話が変わってくる方もいます。

  • あなたのホームページは、営業色の強いものになっていませんか?
  • メールだからといって、事務的な対応になっていませんか?
  • ブログは何でも好き勝手に書いていませんか?

書きっぱなし、言いっぱなし。
あるいは、書くべきところを書いていない…。

相手の気持ちを考えずに書いている部分があれば、
ちょっと見直してみて下さいね。

電話も、メールも、ホームページも、ブログも…

結局全部、コミュニケーションのためのツールであり、
その本質は全く同じなんです。

大事なのは内容であって、
それが相手の心に届くか届かないか?
です。

もちろん、あなたのメディアですので
基本は好きに運営していただいたらいいと思いますが、
ビジネス目的でやっているなら(いますよね?)、
やはり効果のある方法でやらないと、
すごくもったいないわけです。

残念ながら、先の電話対応と同じで、
対面だったらちゃんとできるのに、
WEBになると上手く出来ないことがあります。

僕のコンサルの経験から、
本人はちゃんとやっているつもりで、
でもちゃんと出来ていないことに
気付いていないことも多いですね。

正しい方法を知って、
ちゃんと積み重ねていけば、
成果はついてきますから
まずは正しい方法を知りましょう。

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