残念ながらFacebookに熱心なFPは、成功から遠のいている可能性が高いです。

「シュピーン♪」

スマホから鳴り響く、Facebookの通知音。

いまやおなじみの光景になっていますが、残念ながらFacebookに熱心なFPは、成功から遠のいている可能性が高いですよ。

目次

Facebookからの集客の棚卸し

Facebookの活用法は人それぞれでいいと思いますが、もしあなたが集客目的でFacebookをされているのであれば、ちょうど今年もまだ始まったばかりですので、一度以下の観点で棚卸ししてみてください。

Facebookの友達属性

Facebookでつながっている人がどんな人か、改めて分析してみてください。

あなたのFacebookの友達が、どんな仕事をしていて、どんな属性なのか、(男女、住んでいる地域、趣味、興味など)を正しく把握していますか?

またそれが正しく把握できたとして、あなたが対象とする見込み客があなたの周りに一体どれだけいるか、把握できますか?

そんなに正確に把握する必要はなく大まかで構いません。

Facebookからの集客実績

では次に、過去の実績を見てみましょう。

といっても、そんな難しい話ではありません。

例えば昨年を振り返ってみて、あなたが集客できた人のうちFacebookから集客できた人をカウントするだけです。

Facebookからのお客様の数が、あなたの満足行くだけの数であれば何ら問題ないでしょう。

そのまま、Facebookを続けてください。

でも逆に、全くゼロか、あっても数えるほどしかない…ということであれば、あなたはFacebookを集客媒体として活用できていないということです。

ちなみに厳しいようですが、

「FP仲間の参加は集客数から除外してください」

どういうことかというと、仮にあなたがセミナーを開催したとして、参加者の中にあなたのFP仲間がいたらその人数は除くということです。

なぜ除かないといけないかというと、お互い友情参加しあっている可能性が高いからです。

それは参加者数を水増ししているだけであって、実質的にあなたの売上には貢献していません。

(ご自身がその友人のセミナーに参加したら、売上は相殺しますからね)

残念なことに、FP仲間の売上にも、貢献していませんが。

ですので、あくまでも純粋に「お客様」として参加してくれた人だけをカウントしてください。

もちろん友情参加してはいけないとか、そんな堅苦しいことを言うつもりはないのですが、あなたのFacebookの集客力を正しく把握するために必要なことです。

これがあなたの、Facebook集客の現状の実力になります。

Facebookは何のために使っていますか?

もしかしたら、この棚卸しの結果を見てあなたは愕然としたかもしれませんね。

思ったほど集客できていませんか?

分かりました。

では上の棚卸し結果を、よく眺めてみてください。

一番大きな理由は、

「属性不一致」

ではないでしょうか。

例えば、本当は住宅ローンに悩む「普通」の人たちを対象にしたいのに、Facebookの友達は住宅ローンの専門家FPばかり…とかですね。

住宅ローンの専門家と繋がっていても、情報交換は出来ても集客にはなりません。

これが一番ありがちな失敗なのではないかと思います。

属性が一致しなければ、どんなに頑張っても、残念ながら集客はほとんどできません。

だからそうなってしまっているなら、少なくともFacebook(の個人アカウント)を集客媒体とみなしてはいけない、という結論になります。

まぁ、大体みなそんな感じだと思いますので落胆する必要もないと思いますが、それを今年もそのまま継続するつもりでしょうか?

その答えが「NO」であれば、あなた自身の意識と行動を変えていく必要があります。

具体的には

  • Facebookを集客できる媒体に変える
  • それが出来なければ、Facebookをやめる
  • やめられないなら、必要最小限(趣味レベル)にとどめる
ようにしていきましょう。

あなたは真っ先に、あなたのFPビジネスを成長軌道に乗せていく必要があります。

…ですよね?

まさか今年も、去年と同レベルでいいと思っているわけではないと思います。

でも、あなた自身が行動を変えなければ、例えばFacebookで言えば上のような感じで変えていかなければ、あなたのFPビジネスを成長させるために必要な時間を奪われることになります。

例えば僕は去年、上のような棚卸しをした結果、Facebookの活動時間を大幅に減らしました。

今では何日かに1回チェックして「いいね」するぐらいです。

いずれFacebookでの集客も復活させるつもりですが、今すぐにはできないので、取り急ぎ時間を大幅に減らしたわけです。

その結果、他の作業にかける時間を増やすことができ、比較的短期間で集客のペースを上げていくことができました。

Facebookには大切なFP仲間さんもいますので、活動時間をゼロにするわけにはいきませんが、それにしても自分のビジネスがうまくいっていることが大前提ですからね。

これは当たり前の話で、普通のサラリーマンが仕事中にFacebookばかり眺めていたら、上司に怒られてしまうのと同じ理屈です。

Facebookが集客に役立つなら積極的にやるべきですが、役に立たないとわかっているにも関わらず時間を費やしているとしたら、それはただの職務怠慢ですからね。

それで結果の出るわけがありません。

で、もっと厳しい事をいうと、仕事で結果の出ていない人は魅力的でもなんでもありません。

社会人なのに結果も出せず、またその努力も怠っているとしたら、それはもう恥ずかしいこと以外のなにものでもないんじゃないでしょうか。

もちろん、あなたがまだ独立した当初であれば結果が出ないのは当たり前ですので、それを恥じることはありません。

でもだからこそ、最短で成果を出せるように努力したり、時間のやりくりを工夫したりするのは言うまでもなく当然のことでしょう。

例えて言うなら、入社したばかりの新米社員が結果を出せないのは当たり前ですが、その結果の出ていない新米社員がスマホでFacebookばかりしていたら
「なんだコイツ!?やる気あるんか?」ってなるのと同じです。

新米社員だからこそ頑張らないといけないのに、下手したら、試用期間でクビですよね。

でも、独立して一人で仕事や作業をしているとどうしてもこの意識が欠落しがちなんです。

独立している場合はクビにはなりませんが、むしろクビよりも受け入れがたい現実が待ち受けているかもしれません…。

だから今日は敢えて、厳しいことも言いました。

もちろん、僕はこれをお読みのあなたには、FPで成功していただきたいとも思っています。

もしあなたが、今日もなんとなくFacebookのタイムラインを眺めているのであれば…

一番危険なのは、Facebookアプリの「シュピーン♪」という音が鳴ったら、すぐスマホに手が伸びるタイプの人ですが…

それを本当に今後も続けていいのかどうか一度考え直してみてくださいね。

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