週末起業でFPが金銭的な成功を得ていくために絶対必要な考え方

今日は3.11ですね。

今から6年前、関東東北地方を襲った大震災。

僕は元々関西の人間ですが、
たまたまその当時は関東に転勤していて、
震災を経験しました。

幸い、被災地から遠い場所にいて
大きな被害は無かったものの
輪番停電を経験。

輪番停電だけでも、
もう二度と経験したくないぐらいですから
被害の大きかった地域の方々は…
と思うと、とても胸が痛くなります。

亡くなった方々へ、ご冥福をお祈りします。

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これなら気軽にできると思います。

目次

週末起業でFPが金銭的な成功を得ていくためには

さて、我々に出来ることと言えば
毎日の経済をしっかりと回していくこと。
普段の仕事と生活が一番大事なのです。

あなたは今、会社員ですか?

FPの資格を持ち、週末起業でがんばり
いずれは独立…ということも視野に入れているのかもしれません。

では週末起業や独立で金銭的に
成功していくために必要なことは
なんだと思いますか。

「たくさんの時間働くこと?」

これは絶対違いますね。

昭和初期の時代であればこれも許されたかもしれませんが、
今時たくさんの時間働けばそれで成功だなんて発想は
新たなブラック企業を作るだけでなんのメリットもありません。

それどころか社会的に害のある考えとさえ言えるでしょう。

では、時間はともかく
「たくさんの収入を得ることでしょうか。?」

少し正解に近づいた気はしますが、
これだけではまだ足りません。

成功(ここでいう成功は、金銭面での成功ですが)
に近づくにはお金と時間の関係に注目する必要があります。
そしてこれは、絶対的なルールなんです。

なぜなら、時間はどんな人も1日24時間に
限られてしまっているからです。

金銭的な成功を得るためには
どうしないといけないかというと

「時間とお金の関係を把握し、(あなたにとって)効率よくお金が得られる仕事に集中していく」

ということです。

まだピンと来ない方のために、
すこし具体的にお話してみましょう。

あなたの時給、把握していますか?

時間とお金の関係には、最も簡単な指標として
「時給」があります。

時給には

「理想的な時給」

「現在の時給」

の2つがありますので
それぞれ見ていきましょう。

理想的な時給

理想的な時給とは、
「あなたがこれだけ働いてこれだけの収入を得たい」
という理想を実現するのに最低必要な時給のことです。

例えば、いまは週末起業でがんばっていて
いずれ独立したら残業ゼロ、週休二日、
長期休暇も取れる状況で、年間の売上として
最低1,000万円は欲しいとしましょう。

今は週末起業ですから、
これが達成できていなくても全然問題ありません。

これはあくまでも独立後の理想ですから、
「こうありたい」という気持ちだけで結構です。

上記の条件で言えば
1年は365日、週休2日ですから

48週x5日=240日/年

です。

このうち、有給(?)休暇や長期休暇に40日費やすとすれば
1年に200日の労働可能日があることになります。

残業ゼロですから、1日8時間働くとして
労働時間は1,600時間になりますね。

売上1,000万円を1,600時間で割ると、
1時間の売上が6,250円となりました。

これが、あなたが考える理想的な時給です。

これ以上の時給がなければ、理想的な働き方の元で
売上1,000万円は超えられない、ということです。

現在の時給

では次に、現在の時給を計算してみましょう。

昨年の売上が500万円であれば、
上記の半分の時給3,125円。
200万円であれば、5分の1の
時給1,250円となります。

残業や土日も働いていたのであれば、
この時給はもっと低くなりますね。

ここでいう時給は売上ベースですから
給与所得者の時給とは少し違いますが
話がややこしくなるので単純化して進めます。

計算しましたか?

ここで、先程の
「(あなたにとって)効率よくお金が得られる仕事に集中していく」
にようやく戻れます。

理想と現実の間にはギャップがあるはずですから、

理想的な時給 > 現在の時給

になっていると思います。

この現在の時給を理想的な時給に近づけていくためには
どうしたらいいか?ですが、
当然ながら仕事の効率を上げていくしかありません。

ですよね。

ここがとても重要なポイントで、時給を増やすわけですから、
決して労働時間を増やす、という話ではないのです。

収入が低いと、つい不安にかられて
長時間残業したり、土日も休まず働いたりしてしまいますが
それでは本質的な解決にならないということです。

これは絶対忘れないでください。

必ず、時給を増やすにはどうしたらいいかと考えてください。

そして時給の概念ですから、週末起業だろうと、
独立後のフルタイム労働だろうと、同じ話なんですね。

だから、今週末起業であっても、
かならずこの時給を上げるという活動が
大切になってくるわけです。

(それがそのまま、独立後の成功につながります)

さて、時給を上げていくにはいくつか手があります。

あなた自身の効率を上げる

まず最初に思いつくのが
「あなた自身の作業効率を上げる」
ということです。

例えばなんらかの集計作業が必要なときに
今までは手作業でやっていたので30分かかったとしましょう。

それを、Excelシートを工夫して
15分で終わるようにしたら、
それだけでかなりの効率アップです。
(もちろん、結果のクオリティは同じでないといけませんが)

たった15分と思うかもしれませんが
それを何度も繰り返し行う作業であれば
トータルで見て大きな効果を生みます。

5分、10分単位で構いませんので、
今まで以上に効率よく作業できないか?
考えてみましょう。

あなたにとって効率の悪い部分を外注する

人間には誰でも「苦手」なことがあるはずです。

お客様に一つのサービスを提供するのには
たくさんの「作業」の組み合わせで出来ていることがほとんどですが
その作業の中で、あなたの苦手なことはなんでしょうか。

その苦手な仕事を、他の誰かにやってもらう、
つまり外注するこができれば、あなたは残りの作業に
集中することができます。

結果として時給を上げることができていくでしょう。

ただ、ここで必ず注意してほしいのが
あなたの現在の時給よりも外注の費用対効果が高い
ことが絶対条件となります。

例えば、あなたが3時間かかる作業で、
あなたの時給が2,000円だとしましょう。

この場合、3x2,000円=6,000円以下で外注できるのであれば
トータルで見てあなたの時給を上げること出来ます。

…もうお気づきかもしれませんが、
外注を使いたい場合は、あなたの現在の時給が高ければ
様々な選択肢がある、ということになります。

あなたの時給が1,000円の場合と
時給が5,000円の場合では、
当然後者の方が外注の選択肢は
比べ物にならないほど増えるということですね。

稼ぐ人が楽してどんどん稼ぐようになる、
というカラクリは実はここにあります。

そのためには、あなた自身の効率が高いことが
条件です。

努力せずに楽して稼ぐというルートは、
残念ながら存在しません。

ただ、こういうのは非常に安価な外注先ですので、
積極的に利用していきましょう。

家中「ルンバブル」にして、家事を大幅に合理化する!(その2)

高効率なビジネスを構想する

上のことができるようになってきたら、
少しずつ時間に余裕ができてくるはずです。

そうしたらその余った時間で新しいビジネスを考えたり、
既存のビジネスを大幅に効率化したり
そういうことを考えていけば、加速度的に
あなたの時給は上昇していくことになります。

これはちょっと上級編で、
まだ自分には関係ないと思うかもしれませんが
僕がこのブログでずっと言っている
ネット集客も高効率なビジネスの一つです。

ビジネスと言うか集客法ですが
一般にビジネスコストの半分ぐらいは
集客コストです。

ですからここを徹底的に効率化できれば
ビジネス全体も効率化していきます。

週末起業で金銭的に成功する方法 まとめ

あなたの年収が低い原因は
決して労働時間が足りないことではありません。

時間の効率が悪いんです。

だから、1日8時間労働で大丈夫ですから、
「どうやったら効率を上げられるか?」
に「頭」を使いましょう。

金銭的な成功(満足)を得るためには
時間とお金の関係を把握することが
絶対必要になります。

あなたはFPですから、
お金の把握は得意だと思います。

一方で、時間の把握はそれにくらべて
苦手だったり、ルーズだったり
するのではないでしょうか。

今日から早速、
何にどれぐらい時間がかかっているのか
把握していきましょう!

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