こんにちは、行列のできるFP事務所プロデューサーの林です。
先々月、FP協会京都支部の継続教育セミナー、無事終わりました。ご参加頂いたFPの方、ありがとうございます!んで、今回それに合わせて久しぶりに名刺も更新したんです!
名刺に関しては、以前から、「興味があります」といった声も頂いてたので、今回名刺の作り方を記事と動画にしてみました。
FPやコンサルが名刺を作るポイントは
ですね。ちょっと詳しく見ていきましょう。
※僕は名刺の専門家ではありません。あくまでも僕の方法と考え方としてお読みください。
目次
基本的な名刺の作り方なんかは、ネットをググればたくさん出てきますので、ここでは繰り返しませんね。
デザインテンプレートも無料配布しているサイトがたくさんありますのでそちらを参考にしてください。僕の名刺デザインはどこから取ったって?…もう過去過ぎて忘れました。スイマセン(汗)
ちなみに僕は、こちらのオンデマンド印刷サービスで名刺を印刷しています。
WEB上でデザインもでき、発注から到着まで2、3日と早く、さらに両面カラー100枚が1,000円ちょっととリーズナブル。めっちゃ気軽に作れるので、気に入ってます。
もちろん、あなたの気に入った所であればどこでもいいと思います。
さて、名刺に必要な要素なんてシンプルで
が入ってれば十分。
もちろん二つ折り名刺など凝ったものにすれば、もっと情報を掲載できますが、まずはシンプルな名刺で十分でしょう。
名刺を凝る人もいますが、正直ビジネスの場ではそこまで必要ないと個人的に思います。それよりは何をやっているか、相手にどう価値を与えられるかの方が大切です。名刺を凝る=自己満足、になってないか注意しましょう。
ただFPやコンサルの場合、なにやってるかちゃんと情報を載せないとさすがに相手に理解してもらえません。なので、補足情報(裏面)も大事になってきます。
じゃぁ僕はどんな名刺を使っているのかって?では実際に使っている名刺をこちらに掲載しますね!
お気づきの通り、お渡しする対象者によって裏面を変えています。つまりこれが、僕が裏面をしっかり作ろう、といっている意味になります。
表面は基本情報、裏面はプロフィールやPRなどの補足情報メインです。
で、名刺をもらってあなたに少しでも興味が湧いた人は、必ず裏面をチェックしてくれます。そのとき、もし裏面が真っ白だったら、相手もちょっとがっかりしませんか。
僕もそうです。
頂いた名刺の裏が真っ白だと味気ないというか。
とりあえずやっつけで作った名刺かな?って思ってしまったり、何やってる人なのかな?と、よく分からなかったり。
もちろん会話の中で教えてもらえばいいですが、忘れることもあるし、そもそも十分話す時間がないかもしれない。
だから、「相手のためを思って」裏面を作り込むようにしましょう。
相手本位で作りますから、渡す相手によって、裏面が変わることもあるはずです。なので、僕の名刺も2種類あるわけです。
僕の名刺が完璧だとはいいません。つっこみどころはたくさんあると思います(笑)あくまでも参考にしてください。
少なくとも、真っ白はないように、心がけたいですね!
2点目の「効果計測の仕掛け」について、これも大事です。
僕は頂いた名刺にQRコードがついてたら、必ずと行っていいほど読み取ってURLを確かめます。もちろんその先に興味もありますが、そのURLに計測の仕掛けが入っているかどうかも確かめているんですね。
で、これ、大半の人が入れてません。非常に、もったいないですね。
例えばQRコードで名刺からあなたのHPに誘導したいとするじゃないですか。でじゃぁ、一体何人が、名刺からあなたのHPに来たかってすぐに分かりますか?
これ、分かるようにしておかないとめっちゃもったいないですよ。だって効果がわからなければ、改善もできません。
ということは、あなたの時間と労力が無駄になってしまう可能性が高いです。
だって、全然来てくれてないかもしれないじゃないですか。
そんな名刺を何十枚、何百枚配ったところで徒労に終わる可能性大です。
ちなみに僕の場合、表面の反応が、裏面の倍ぐらいあります。だから裏面だけでなく、表面にも、QRコードを掲載しておくといいですね。
以下、HPやブログのアクセス解析をGoogleアナリティクスで行っている前提でお話します。
計測方法は簡単で、QRコードのURLを工夫して、Googleアナリティクス用のキャンペーンパラメータを入れておくだけです。
キャンペーンパラメータとは、
から来たアクセスなのかを明示的に区別させるためにURLに仕込む仕掛けのことです。
このキャンペーンパラメータはこちらのページで簡単に作成できます。
例えば名刺から来たアクセスだということをアナリティクス上で区別したいなら、
などと記入すればOK。このへんの文字の入れ方はいろいろ流儀があるみたいですが、僕はこんな感じ。
あとは「Copy URL」でパラメータ付きURLを取得できます。
文字だけだと分かりにくいと思うので、画像で手順を簡単に示しておきますね。
ホントはCampaign Name欄も必須なんですが僕は面倒でやってないことがほとんどです(アナリティクスにエラーで怒られますが特に不便がないのでガン無視…笑。本職のWEBマーケターさんが見たら呆れるかも)。
というか、そこまで細かく分類する必要は今のところないかな?余計面倒かな?という感じです。実用できればOKという感じでゆるくやってます。
名刺の種類が多かったり、様々なイベントで配った名刺を区別したいような場合は、Campaign Nameも活用するなど、工夫してみてくださいね。
基本はこれでOKなんですが、注意もあって、キャンペーンパラメータをつけると非常に長いURLになります。上記の例だと
https://startup-fp.com/?utm_source=BusinessCard&utm_medium=off_paper
というURLになり、ちょっと長いですよね。
そのままQRコードにすると情報量が多いのでかなり細かい画像になってしまい、名刺に掲載したときにちゃんと読み取れるか不安が残ります。名刺のQRコードって、かなり小さくなりますから。
なので、QRコードにする前に、短縮URLに変換しておきましょう。
一般的な、無料の短縮URLサービスを使ってもいいですが、HPやブログをワードプレスで運用しているなら、例えば「pretty links」のような、ワードプレスの短縮URLプラグインを使うのがお勧めです。
なぜなら、短縮後のURLもあなたのHP、ブログドメインになるので、名刺をもらった人の安心感が高まるからです。
相手のことを考える姿勢は、最後まで崩さないように!
以上、アクション計測の仕掛けのステップは
・Campaign URL Builderでキャンペーンパラメータ付きURLを取得する
・ワードプレスのプラグイン等で短縮URLにする
・QRコード生成ツールでQRコード画像に変換する
・名刺に画像を貼り付ける(表面の反応が良い)
・名刺を渡した後に、Googleアナリティクスで効果計測(→動画で解説)
になります!
このテクニックは名刺以外の「チラシ」や「紙面広告」などにも応用できます。
ぜひ覚えて、効果計測を始めてくださいね。
FP、コンサルのための名刺の作り方について、僕の考えをまとめました。いろんな考えがあると思いますが、僕は
がいいと思っています。
もっとこうしたほうがいいよ、という情報があれば、ぜひお寄せください。
以上、参考にしてくださいね!
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