多忙なFPを救う救世主、拡張性ビジネスとは?

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あなたは毎日

「忙しい、忙しい」

とつぶやくFPではありませんか?

実はその忙しさ、あなたが未熟だからでも、あなたのスキルが足りないからでもありません。

原因は「拡張性ビジネス」を取り入れていないから。

ではこの拡張性ビジネスとは、一体どのようなものでしょうか。


グローバル標準の仕事の分類


拡張性ビジネスの話を始める前に、拡張性とは何かについて説明しておきます。

「クリエイティブクラス」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、世界標準では全ての仕事は以下の3つに分類されるそうです。

仕事の分類表(クリエイティブクラスとマックジョブ)

大分類 中分類 拡張性 備考
クリエイティブクラス クリエイター あり
スペシャリスト なし ←大半のFPはここ
マックジョブ バックオフィス

クリエイティブクラスというのは2000年台にリチャード・フロリダが提唱した概念ですが、要は工業化が発達し、頭脳労働が主となってきた現代の仕事を、大きく分けるとこうなる、というレベルの理解でOKだと思います。

クリエイティブクラスとそれ以外(マックジョブ)にはさらに拡張性の観点から3つに分類できて、重要ですので一つずつ説明しておきます。

ちなみに分類に際し、参考にした書籍はこちら。



※ リチャード・フロリダの原著などもお勧めですが、この本が平易でわかりやすく、FPとしては十分でしょう。


クリエイターの特徴


漫画家や映画スターなんかがここに入ります。

クリエイティブクラスの一種ですが、他の分類との大きな違いは「拡張性」があること。

拡張性というとわかりにくいですが、要は「売れれば売れるほど利益が増える」仕組みを持っているかどうかです。

分かりやすい例で言えば漫画家で、ワンピースの尾田栄一郎氏なんかは1巻発行すれば億単位の印税ともいわれますし、進撃の巨人の諫山創氏なども2018年1月現在で累計7100万部ですから、こちらも計算するのが嫌になるほどの印税となっております。笑

こういうのがいわゆる「拡張性」で、本人が費やした時間に関わらず売上や利益をどこまでも伸ばせる特長のことです。

デメリットとしてはその裏に鳴かず飛ばずの人がたくさんいるということですね。

漫画家を志望しても結局成功できずに、辞めていく人が多いのはそういう理由からです。


スペシャリストの特徴(←FPはココ)


弁護士や税理士、医者などがここ。

多くのFPもここがメインです。

時給が高く、一般に高給ですが、クリエイターのような拡張性はなく利益に天井があります。

ただしだからといってダメなのではなく、社会では多くのスペシャリストが活躍しています。

つまり、報酬もそこそこ高いし普通のレベルで稼げる可能性も、クリエイターに比べたら格段に高いわけです。


FPもスペシャリストの一種ですから、まずは正当なフィーが頂けるかどうかがポイントになってくるでしょう。


マックジョブの特徴


マニュアルどおりに作業する職種です。

給料は低いですが一番のメリットとして、マニュアルどおりにしていれば本人の責任は問われない点があります。

マックジョブという名の通り例えばマクドナルドでバイトを始めた人が、どんな人であっても、いつものハンバーガーが出来上がります。

もしハンバーガーがまずくてもそれは店員の責任ではなく、マニュアルを用意した会社側の責任になります。


なお、多くのマックジョブはいずれITや機械に置き換えられると言われていて、将来的にはクリエイティブクラスしか生き残れないのかもしれません。


また、日本のサラリーマン(女性を含む)は雇われて、スペシャリストとマックジョブの両方をこなしている会社員であり、将来的にはスペシャリスト(高度プロフェッショナル人材)とマックジョブに分かれるだろうというのが橘玲氏の見解のようです。



FPがスペシャリスト+クリエイターになるべき理由


以上の分類からFPはスペシャリストであり、その選択は正しいということが分かりますね。

ですのでまずそこは安心して欲しいと思います。


もちろんスペシャリストとして良い仕事をするためには、継続的にスキルや実績を高めていく必要があり、少なくとも楽な仕事ではありません。

ですが、結局その下にはマックジョブしか無いわけで、マックジョブをいくら続けてもスキルアップ、キャリアアップになりません。

いずれなくなるかもしれない仕事を続けるのは、人生の時間の無駄でしょうし精神的にも辛いでしょう。


だったらスペシャリストFPとしてスキルを磨く方が何倍も生産的です。


基本はスペシャリストを目指すのですが、ここで拡張性のあるビジネスも取り入れるのがお勧めです。

というか拡張性ビジネスを併用しないとすぐに限界が訪れてしまいます。


スペシャリスト+クリエイターと言えばちょっと難しく感じるかもしれませんが、ようは拡張性ビジネスを取り入れようということです。


以下拡張性ビジネスを併用すべき理由とその方法をお話します。


スペシャリストの上限収入はキツイ


やってみると分かりますが、FPに限らずスペシャリストというのは相当キツイ職業です。

責任は負わされる上に、顧客の要求レベルは高く、スキルアップの勉強も欠かせません。

「スペシャリスト」だけで稼いでいる人は土日をスキルアップの時間にあてるので、年中仕事しているというのが実情でしょう。

苦にならない(その仕事が好きな)のは大前提で、1年中体調を崩さないタフネスと体調管理術も必要になってきます。

正直、スーパーマン(ウーマン)ですよね。

もちろんスキルが高ければその分報酬も大きくなりますが、それって誰でも出来ることでしょうか?

全員がオリンピック選手になれないのと同じように、全員がスペシャリストのみで年収数千万円を手にできるわけではないでしょう。


これだと出来る人が相当限られてきますので、スペシャリストのみで生きていくのは実はお勧めできません。

僕もできるだけ工夫はしていますが、さすがスペシャリストのみでここまではムリです。


しかも残念なことに、スペシャリストならまだいいのですが、「スペシャリスト兼マックジョブ」を目指しているようなFPも、結構目にかけるのです。

非常に残念な話ですが、そんなことしてたら多忙な毎日にさらに拍車がかかるのは当たり前。

考え方をイチから見直しましょう。


資産残高に応じたフィーや保険販売に拡張性がある


ではどのようなサービスやビジネスに「拡張性」があるのでしょうか。

例えば「あなたの資産残高の1%を年間フィーとします」のような資産管理・アドバイスサービスには拡張性があります。

というのも、資産残高が増えれば仕事が増えるわけではなく、やることは同じだからです。

ただし少々問題があって、駆け出しのFPにはスグにはできなさそうですよね。


また保険販売のコミッションにも拡張性が見られます。

保険の種類やキャンペーン、販売数量によってボーナスやインセンティブが付いたりいろいろですが、ざっくり言えばコミッションは保険料に比例した形で支払われます。

利益相反の問題を無視すれば、契約する保険料を上げていけばいくほどコミッションが増えますから、これも拡張性が高いビジネスと言えるでしょう。

まぁ、だからこそこぞって保険を売るわけですけどね。

ただこれも問題があって金融庁が昨今の「顧客本位」関連で保険販売の利益相反を問題視しています。

保険業法も改正され、保険営業が保険を売りにくい時代になってきています。

個人の保険代理店は「オワコン」なのか?




まぁ保険はともかく、資産運用などに関しては将来的に検討されてもいいかもしれません。

ただ、資産残高フィーは高すぎるのでは?とおっしゃってる某経済評論家さんもおられるのでこちらもリスクがあるかもしれません。

資産残高1%フィーが利益相反だと言われる時代が、もしかしたら来るかもしれません。


セミナーにも拡張性はある


FPにおなじみの活動として「セミナー」があります。

参加費無料とか数千円だと気づきにくいかもしれませんが、セミナーにも拡張性があります。

参加者が1人だろうと、1,000人だろうと、労力はほぼ同じだからです。

(まぁ1,000人規模になるとさすがにスタッフを増員した方がいいかもしれませんが)


例えばセミナーを収入源にしている人は参加費を数万円、100人規模で集客します。

あるいは参加費数十万円で数十名規模など形態はいろいろあります。

僕も参加費数十万円規模のセミナーに参加したことがありますが、売上規模は数千万円だったようです。


1回開催すれば最低数百万円の売上になりますから、これを年に数回できれば立派な収入源になります。

あとは集客数を増やしていけば、同じ労力で収入がどんどん増えていきますね。

比較的お勧めの方法ではありますが、セミナーには時間と場所の制約があり、実はたくさん集客するのは難しいのです。


この問題を解決していくのが、実は以下のコンテンツ販売です。


FPのコンテンツ販売は最も優れた拡張性ビジネス


コンテンツ販売にもいろいろありますが、代表的なものを見ていきましょう。

コンテンツ販売はFP業務か?と言われれば当然「YES」です。

コンテンツにもよるでしょうけど、大半は「教育」「知識の提供」目的ですからそれは当然FP業務になります。


書籍販売


世の中のFPさんが好きなのがこれですね。

「本を出版しました!」

というとそれだけでハクが付きますので、単に嬉しいだけでなく、集客に使えるというメリットがあります。

ただし注意してください。

本を集客ツールにするのはいいですが、集客後のサービスに拡張性が無かったら…?

これはアウト。

忙しくなるばかりで、収入は頭打ちになります。


なお、書籍自体が拡張性ビジネスの一つで、売れれば売れるほど、よくご存知の「印税」収入が見込めます。

ただし通常印税は売上の1割程度であり、1,600円のビジネス書籍なら1冊160円です。

これで食べていくには相当の部数を売る必要があるのは分かりますね?

1万部売れて、ようやく160万円です。


書籍の種類は年々増加傾向にあり、いまどき1冊の本を何万部も売るのは不可能ではありませんが、結構大変だということは覚えておきましょう。



自社コンテンツ販売


一番お勧めなのは自社コンテンツ販売で、実は駆け出しのFPでもスグに実践できます。

そして僕もこれを実践して売上をあげています。


自社コンテンツを用意するのに手間がかかりますが、それさえできればあとはいくら売れてもそれほど手間がかかりません。

顧客にとっても、セミナーのように時間や場所の制約もなく、いつでも好きな時間、場所でコンテンツを購入、閲覧できるメリットがあります。


自社コンテンツなんて、難しそうでムリ…と思われるかもしれませんが、実際には全くそんな事はありません。


もうお分かりかと思いますが、あなたが自主開催したセミナーを動画に収録し、それを販売すればそれだけで立派な自社コンテンツになりますよね。

今ならYouTubeの限定公開を使ってオンライン視聴権を販売すれば、DVDの制作費すらかかりません。

ということは例えばセミナー動画を1本5,000円で販売するとしましょう。

100本売れば売上50万円200本売れば100万円になります。

どうでしょう?

先程の書籍の販売部数に比べれば販売数は2桁ほど少なくて構わない上に、顧客にとっては書籍の1,600円もセミナー動画の5,000円も大して変わりません。


これなら、実現のハードルは低いですよね。


自社コンテンツ販売は利益相反がなく、拡張性も高いビジネスですので、真っ先に検討すべきビジネスの一つなんです。

でも、ここまでやっているFPは案外少ないですよね…

というか、そもそもその有効性に気づいてないことがほとんどかもしれません。

でもそれは難しそうだろうという「思い込み」に過ぎません。


あなたが忙しさから脱却できない理由は、実はビジネスの拡張性のなさにあります。

「忙しい、忙しい」と嘆くヒマがあるなら、あなたが毎日やっている仕事に拡張性があるのかないのか、一度よく考えてみてください。



最強のFPにあなたはなる!まとめ


結論として、もしあなたが既にセミナーを開催しているなら…それを早速動画コンテンツにしましょう

自分で出来なければ専門業者に頼めばキレイな動画に仕上げてくれます。

費用も、10万円ぐらいからですので全然問題ないですよね。

関西なら、僕も使っているここがお勧めです。


こないだの4月セミナーもSAND SUN CREATIVEさんにお願いして動画にしてもらいました。

素人がやると講師の声が聞き取りづらかったり、講師が移動すると画面から出たままになったりと、「安物動画」感が溢れてしまい結局クレームに繋がりかねません。

多少のお金を払っても良いものを作ることを断然お勧めします。


追加費用で関東も対応してくれるそうですので一度相談してみてはいかがでしょうか。


このコンテンツを売るのに適した媒体が、ブログやメルマガなのです。

ブログをまだ始めてないですって?

ならこちらの記事をどうぞ。

【保存版】FPで稼ぐためのブログ活用術





以上、最強のFPを目指してください!



ps.

月収70万円超えました。

保険を売らなくてもFPは十分やっていけますよ。


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