FPが遠隔相談ビジネスの可能性について考えてみた。

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FPというのは比較的新しい職業だと思いますが、
テクノロジーを駆使しながら
従来とは違う形でサービスを提供する
というのも面白い切り口だと思います。

その一つが「遠隔相談」ですね。

この遠隔相談は僕も多用していて、
隠れた人気メニューになっています。


今後、大きな可能性があるビジネスだと思うので
FPの遠隔相談ビジネスに関して
その可能性について探ってみます。


FPの遠隔相談ってなんだ?


遠隔相談というのはネットで接続して
遠隔地のクライアントの相談に乗ることです。

要は「電話相談」みたいなものと基本は同じですが、
ネットが発達した現代では、電話相談よりも高度な
業務が行えるようになってきました。

以下少し詳しくお話しましょう。


遠隔相談の技術的進歩


まず、電話では相手の顔が見えませんが、
ネットで接続してしまえば顔が見えるのが
当たり前になってきています。

ちょっと前までは「カメラがなくて…」
という方も多かったのですが、最近では
そういう方も少なくなってきました。

なぜかというと、今はPCというとノートPCの事で、
ノートPCにはほぼもれなくマイクとカメラが
付いているからです。

僕はサービスを提供する側ですから、
専用のヘッドセットとカメラを使っていますが、
お客様側は今やなんの心配も要りません。

(以前は、ヘッドセットの購入をお願いしてたのですが
既に懐かしい話になってきました…)


また、遠隔相談ではPCではなくて
スマホやタブレットを利用されるお客様も多いです。

いや、今ではむしろその方が多いかもしれません。

その場合でも問題ありません。
というか、そもそも対話するためのデバイスですから
問題になるわけがありません。


ネットの技術の進歩に加え、
こうしたデバイス側の進化や普及の度合いというのも
大事ですよね。


もう一つ、ネットでの遠隔相談のメリットは
顔だけでなく「資料を提示できる」ということです。

これにより、オフィスでの対面相談と
遜色ない環境を実現できます。

これはFPのように資料を用いながら
コンサルが必要になる職業にとっては
非常にありがたいことではないでしょうか。


今は、遠隔相談の環境が
だんだん整ってきている段階といえるでしょう。


遠隔相談に欠かせないツールZoom

Zoom.us

こうしたテクノロジーの進歩の中で、
見逃せないのがオンラインミーティングアプリの進化です。

現状では、Zoomがトップレベルで使いやすいですね。

Zoomが登場する以前はスカイプが標準的だったと思いますが、
スカイプはその知名度にあぐらをかいているのか、
一向に進歩する気配がありません。

いや、最近はスカイプを使ってませんので
もしかしたら進歩しているのかもしれませんが。


もちろん、スカイプにもメリットはあるんです。
電話回線に接続できるとか。

でも、遠隔相談業務に、果たしてそんな機能が必要か?
といわれると微妙ですよね。

普通に電話でいいじゃん(笑)。
みたいな。


それよりもスカイプは
デメリットが目立ってしまっています。

僕が使ってた当時、スカイプは
接続するデバイスの組み合わせによって
機能が使えたり使えなかったりしてました。

これでは僕もお客様も不便だし、不安にさせてしまうという
かなり致命的な欠点でしたので、それがイヤで
Zoomに乗り換えた経緯があります。


Zoomの進歩は早く、以前は仕様変更も多かったのですが
最近はかなり安定して使えるようになってきましたので
今では一押しのアプリですね。

お客様側にも負担が少ないですので
顧客満足度も向上できると思います。

僕の経験上、Zoomが使えなかったお客様は
今まで一人も居ませんでした。

どんなに「PC初心者で不安です」というお客様も、
特に問題なく接続できてしまうのがZoomのスゴイところ。

もうスカイプには戻れないと思います。


なお、相談業務にZoomを使うなら、
Proアカウントをお勧めします。



詳しくはこちらの記事にまとめていますので
参考にしてください。

スカイプに代わるオンライン会議アプリ?Zoomのメリットとデメリットを調べました。




遠隔相談なら副業との相性は高いか


環境面が整っているなら、あとはあなたが
やりたいこととマッチしているかどうかです。

もし週末起業に向けた準備や副業として取り組むなら
遠隔相談は手がけやすいと思います。

FPとして独立していく場合の考察は
こちらの記事に書きましたのでご参考ください。

週末起業としてFPで独立することの可能性を考えてみる。




FPとして遠隔相談を受けるなら、どんなメニューが考えられるか


さてFPが遠隔相談するとしたら
どんなメニューが考えられるのでしょうか。

考えられるものをいくつかピックアップしてみました。


1時間定額のスポット相談業務は「的」を絞って


これはメニューというよりサービス形態ですが、
FPが提供する最もポピュラーなサービスの一つだと言えます。

1時間5000円とか、1万円とか、一定の金額を提示して、
その時間の範囲内で相談に乗るというもの。

FPならお金の相談であれば内容はなんでも可能だと思いますが
お客様に提示する場合、「なんでも相談受けます!」では
実はお客様からすると相談しにくいです。


考えてみれば分かることですが、

「あなたの体、なんでも治療します!」

という看板を掲げている医者がいたら、
ちょっと引きませんか?(笑)

普通、医者には外科や内科、精神科といった
専門領域があって、その専門領域の中で
診断や治療を行っています。

医者は医療知識全体を学びますから、
どんな領域の看板も出せると言われています。

ですので、「なんでも治療します!」でも
一応可能なんですが、それだと
そもそも患者が集まらないわけです。


FPも同じことで、FPは幅広くお金の知識全体を学びます。

ですので、ライフプランでも保険でも住宅ローンでも、
なんでも相談は可能だと思うのですが、
それでもなにか専門領域を掲げないと
お客様は来ないです。


このあたりは、医者と違って
FPの専門領域がきっちり分化しているワケではないので
アイデア次第という面も大きいです。

例えば1時間で、顧客の家計診断をやるとしましょう。
それだけでも、様々なアイデアが浮かびます。

  • サラリーマン専門の家計診断
  • 副業専門の家計診断
  • 退職直前の家計診断
  • 住宅購入直前の家計診断
  • 住宅ローンを抱えている人向けの家計診断
  • 出産直後の家計診断
  • 子供が3人以上いる人専用の家計診断
  • 私立進学志望専用の家計診断


などなど、様々な切り口が考えられますよね。

家計診断一つとってもこんな感じですので
ほかのサービスも考えれば、アイデアは
山のように思いつきそうです。


で、なんでもいいと思います。


あなたが得意だと思う分野にフォーカスし、
それを訴求すればいいですし、
そうすべきです。

「そんなに絞ったら、お客が少なくなるのでは?」

大丈夫。
その心配は不要です。

ここが遠隔相談の面白いところで、
商圏は「ネット上」ですから、事実上全国規模です。

ですので、思う存分絞って頂いて結構です。

どんなに絞っても、潜在顧客数を考えれば
あなたの手に負えないぐらいのお客様がいますので
大丈夫ですよ。

逆に絞らなければ顧客の心に何一つ響きませんから
一人も集客できない可能性が高まります。

むしろ「これでもか!」というぐらいにまで絞ったほうが
特色がでて面白くなると思います。


ライフプラン作成、相談業務は王道だが…


FPのサービスとして最も基本的かつ王道のものは
ライフプラン作成、提案業務だと思います。

これを遠隔で提供できるのか?

結論から言えば可能です。
僕がやっていますので。


ただ、相当大変なのは確かです。


その分まとまった料金も頂けるのですが、
初回のヒアリングから始まり、
ライフプラン作成中の調整作業、
追加ヒアリング、要望に沿う改善提案、
コンサルティング…。


と、FP業務の醍醐味(?)が詰まっています(笑)

僕はこのライフプラン相談をメインに頂いていますが
これをやるにはそれなりの準備と覚悟が必要で
加えてオンラインでの特殊な事情やテクニックもありますから
これから始める人がいきなり手を出すのは
難しいかもしれません。


ただ、上記のスポット相談業務に慣れてきたら、
最終的にやってほしい業務の一つです。

ライフプランが分かれば、
顧客に適切なアドバイスが出来ますので、
顧客満足度を高めるのに最も良い方法の一つですので。



その他の遠隔相談の動向


FPに近いところで言えば、宅地建物取引士の仲介業務において、
重要事項説明は現状、オフィス等での対面が原則ですが、
これをネットで行えるように出来ないか議論されています。

またFPとは関係ないですが
医療の遠隔診断なども事実上解禁されてきていますので、
今後ネットでの「診断」や「相談」というものが普及し、
遠隔相談が当たり前のようになっていくでしょう。


FPはお金のことだけを知っていれば良いのではなく、
こうした環境の変化にも十分注意しながら
ビジネスを進めていく必要があるように思います。


お金に詳しいだけなら、ただのお金オタクです。


お客様に価値を提供できて、ナンボですからね。



FPの遠隔相談の可能性まとめ


FPの遠隔相談業務に関することについて
技術環境や相談メニューなどの切り口で
書いてみました。


FPというのは比較的新しい職業ですが、
なぜかITに詳しいFPさんは少ないように思います。

金融業界というのはかなり古い業界ですが、
その慣習にとらわれる必要は全くありません。

新しいことにもどんどんチャレンジし、
顧客のためになるFPを目指してください。


遠隔相談に最も相性がいいのが
ネット集客です。


FP専用のネット集客教材では
遠隔相談についても詳しく解説しています。

こんな教材ここぐらいにしかない
レア度の高いものですので
参考にしてみてください。


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ps.

月収70万円超えました。

保険を売らなくてもFPは十分やっていけますよ。


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