【お悩み】「FPは無料で相談のアドバイスをすべきなのでしょうか?」

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FP業を始めると

「メールで相談があったのですが、
無料でアドバイスすべきでしょうか?」

という悩みは必ず一度は出てきます。

これについて、あなたはどうすればいいと思いますか?


相手の相談に無料で乗るべきか?


ケースバイケースとうこともあるのですが
もしあなたが駆け出しのFPであれば
無料で回答して構わないと思います。

あくまでも無料なので責任は持てませんが
とひと言添えた上でアドバイスすれば
非常に喜んでもらえるでしょう。

また、より踏み込んだ内容のご相談は
有料で対応すると伝えれば
何かあったときに顧客になってくれる可能性もあります。

出し惜しみしていると
逆にチャンスを失うことになりかねません。


相手のメリットを「先に」考える


僕はブログ、メルマガ、教材、セミナーの
あらゆる場面で

「先に相手のメリットを考えろ」

「先に相手に与えろ」

とずっと言い続けています。

これはビジネスで成功するための「土台」のような概念であり
未来永劫、この原則が変わることはありません。

小難しい言葉でいえば「返報性の原理」という
心理学上の知見があり、全人類(ほぼ)共通の
心理ルールでもあります。


優しい言葉で言えば

「情けは人の為ならず」

とか

近江商人の「三方良し」という
古くからある概念にも現れます。

僕は無宗教ですが新約聖書に現れる
「与えよ、さらば与えられん」という語句も
大元は返報性から来ていると考えていいでしょう。

洋の東西を問わず、非常に古くからある概念であり
人類共通の認識であることが見て取れます。


この変わらない原則を
ビジネスの土台に据えるということですね。

逆に、相手のメリットに
相反することを続けていれば
今はよくてもいつか破綻します。

この場合いつ破綻するか、破綻したらどうすればいいか?
という悩みや恐怖を抱えながら日々過ごすことになりますので
精神衛生上あまりよくはないでしょう。

仮にお金は手に入ったとしても
幸福感は少ない状態ですね。

これを成功と呼べるかどうかは
微妙なところです。


FPはお金の計算をする職業だが…


ちなみに
FPというのはお金を計算したり
お金の使い方、運用の仕方をアドバイスする職業ですが
お金が欲しいばかりに顧客との関係をドライに考えると
ビジネスは行き詰まっていくことになります。

顧客との関係はお金の関係ではなく
あくまでも信頼関係だと考え、
報酬は信頼を得た対価と考えると
しっくりくるはずです。


経済活動は競争。そんな甘い考えではまずいのでは?


「顧客とはあくまでもドライな取引と考えるべきだ」

という意見はあろうと思います。

確かに経済原理というのは
より良いものだけが生き残る
「一強支配」を良しとする面もあります。

競争原理で効率が上がれば
国民全体の生活の質が向上する
という考えですね。


ただこの考えに固執しすぎると
泥沼の競争原理にハマっていきます。

あなたが既に大きな組織を運営していて
激しい競争にさらされても全然平気だ
という状態であればコレもありかもしれません。

しかし個人事業主とか中小零細組織だというなら
この方針は到底お勧めできないです。

あっというまに、弱肉強食の原理に呑まれ
押しつぶされてしまいますからね。


僕は他者や他事務所のことをほとんど気にしませんが
それは上記のような考えを元に
競争原理とは異なる方針で活動しているからです。

競争相手がいなければ
それを調べる必要も無いですよね?

もちろんアイデアをふくらませるために
活動を参考にすることはありますが
基本的に競争相手とは思ってません。

(いろいろな意味で僕自身、競争相手にもならないと思います。笑)

コツコツと顧客と信頼関係を築き
自分の「砂場」を大きくしていくことに
注力していきましょう。


ちなみに余談ですが
競争原理で効率を上げれば
幸福度があがるかというと単純にそうだとは言えません。

例えば「マルサスの罠」と呼ばれる問題一つとっても
生産性が向上することが必ずしも生活水準や
幸福度を上げるとは限らないことを思い知らせてくれます。

この点に関して面白い本もありますから
参考にしてみてください。




競争原理というのは世の中を支配するルールかのように
錯覚している人がいますが、数あるルールの一つに過ぎません。

例えば自然界に存在する
競争原理よりも重要なルールが何か、
ご存知ですか?


「適者生存原理」です。


どちらかというとこっちの方が優勢です。

もし競争原理が支配的だったなら
今頃ゾウやライオンだけが
闊歩する世の中になっていたことでしょう。


ですので、
競争原理だけに肩入れする必要は
特にありません。

あなたがFPとして活躍できる余地は
いくらでもあるということです。



もちろん競争しながら効率を上げることも大事ですが
効率が上がった分、それを何に使うかが
それ以上に大事だということですね。


人間はご飯さえ食べられれば
それでいいわけではありませんから。



じゃぁ、何を与えればいいの?



ということで僕を含め弱小な個人や組織は
まず何かを与えればいいのですが
最初は何を与えるべきか戸惑うかもしれません。


これはFPなら、ノウハウで構いません。

冒頭の例でも、無料でアドバイス(ノウハウ)を
与えていますね。


「ノウハウが飯のタネなのに、
 それを与えたらまずいじゃないか!」

と言われるかもしれませんが
その考えをしている時点でアウトでしょう。

与えるわけですから、
ちゃんとしたものを与えましょう。

とは言え、与えるといってもブログやメールでは
限界がありますので
それだけで行動できる人は実は少ないです。


実際には個々人の状況に応じた判断も必要で
それが出来るのが実際の(お金が頂けるレベルの)
ノウハウになります。

必要としている人はそこまで必要ですから
信頼関係が出来てしまえば、そこから先は
ちゃんとフィーを頂けばいいでしょう。


まずは与える。


あなたのビジネスがうまくいっていないなら
これを徹底してくださいね。



ps.

保険が必要?

いや、保険を売らなくてもFPは十分やっていけますよ。


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