FPジャーナル2017年12月号の「独立・起業」特集にはあなたの知らない意味があります。

もう見ました?

FPジャーナル2017年12月号が、FPの独立、起業を目指す特集をしています。

「単なるイチ特集では?」

と斜めに構えているそこのあなた!

これには、重要な意味があるんですよ。

目次

FPジャーナル2017年12月号の「FP独立・起業」特集

FPジャーナル2017年12月号が、「FPとして独立を目指す人へ」という特集をしているのは既にご覧になったことと思います。

僕も読んでみましたが、どの先輩FPもそれぞれ個性があって、参考になることしきりです。

個人的には最近のFPジャーナルの中で一番読み応えがありました(笑)

詳しくはFPジャーナルを読んで頂くとして、これって、かなり画期的な特集だと思いませんか?

というのも、FPジャーナルというのは、今まで「FPの知識」や「FP業界の旬の情報」を伝えることばかり重視して、FPの集客や経営には全然踏み込めてなかった印象が個人的にあります。

せいぜい、FPジャーナル2012年6月号に掲載された独立系FPの年収や手数料データがあった、というぐらいでしょうか。

独立系FPの年収データまとめと、FPが年収アップする対策まとめ

それが、イチ特集とはいえ集客や経営に踏み込んできた、というのは実は非常に重要な意味があると僕は考えています。

日本のFPの危機的状況

FD(フィデューシャリー・デューティ、顧客本位)という言葉はもう聞き飽きていると思いますが、今、これがまさに真綿で首を絞めるようにジワジワと日本のFPに変革を迫っています。

僕のメルマガでは何度か言っていますが、日本のFPは保険販売への依存率が高く、世界の潮流とは実はかけ離れているようなんですね。

とあるFPの話によれば、保険で食ってるFPが大半、という状況は世界的には少数派で、日本と韓国ぐらいだそうです。

ということは、日本と韓国は今はまだ金融後進国で、これから「その他の金融先進国」へと今後変化していく可能性が高い。

どう変化していくかというと、今後FPとして生き残れるかどうかは「フィーで生きていく覚悟があるかどうか」にかかっていくだろうということ。

特にイギリスの状況等をレポートで読んでいると、日本がこうなったら今の日本のFPはほぼ全滅だろうな(苦笑)という感じですから、ほんと早めに準備した方が
良いと思いますね。

特に金融庁は本気で「FD(顧客本位)」を標榜していますから、今後お金の専門家たるFPも極めて大きな影響を被るでしょう。

今までが大丈夫だったから、これからも大丈夫だろう、なんて論法はもう通じないと思ったほうがいいです。

世界的な潮流云々といった小難しい話を持ち出すまでもなく、

お金の専門家を標榜しながら、待ってましたとばかりに保険をセールスする営業手法は、もうさすがに時代遅れになりつつあると認識すべきでしょう。

なぜなら

  • そうした営業スタイルに対する顧客側の知識・情報武装が増えてきた
  • 保険をネット直販で契約できる環境が広がってきている(セールス不要)
  • 利益相反を厳しく管理・監視する流れ(FD、顧客本位志向)になってきている
からです。

保険の普及率がまだ低く、珍しい商品だった時代ならともかく、いまではクリック一つで詳しい情報が手に入ります。

その一方で情報過多になっていて、一体何が正しい情報かが逆に分かりにくくなっている。

そんな状況だから、

「この人の言う事なら信頼できる」

ということに、大きな価値が出てきているわけですね。

今まで、例えば保険営業だとか代理店しか知らなかった情報って沢山あったと思うんです。

いや、今でもある意味そうだと思いますが。

でも、そんなことってもう顧客からあまり重要視されなくなってきているということです。

知るだけなら、クリック一つで調べたほうが早いと思ってますので。

だからお客さんが第一に心配するのは

「それ、ホンマに信じていいの?」

になってきているんですね。

もちろん、保険のFPさんもウソは言ってないと思います。

でも、お客さんが信じる信じないは、また別の話ですよね。

「結局あなた、保険売ってるんだ」

って思われたら、その時点でフィルターがかかりますので、否応なく苦戦を強いられるというわけです。

こうした流れに逆らうのは得策ではなく、やはり時代が必要としているFPへと変化していくほうが望ましいと思いますね。

それってつまり、

「商品から独立し、完全に顧客の立場でアドバイスできるか?」

が鍵を握っているのではないでしょうか。

日本のFPはまだまだ「黎明期」

僕が言う「独立系」とは保険や証券などの金融商品からは完全に「独立」していることを指します。

こうした独立系FPは日本では限りなく少なく、多分、数えられる程度と思います。
(数えたことないですけど 笑)

理由は二つ。

  • 今まで独立系のFPを支援する風土、環境が限られていたこと
  • 独立系FPの集客がうまくいっていなかったこと
この二点に尽きます。

でも少しずつ流れが変わっているというのは既にお話したとおりです。

金融庁がFD,FDと口酸っぱく言ってますから、金融商品から独立したFPは今後増々歓迎される環境が出来つつあります。

実際、僕のところにもさばき切れない数の依頼が入ってきているのが現状で、

需要 >>>>>>… 供給

なのは明々白々です。

だってね。

お金の悩みなんてある意味、普遍的で、誰でも持っていますよね。

人口で言えば1億と2,000万人以上、世帯で言っても5,000万世帯以上あります。

これだけの需要を、たったこれっぽっちの独立系FPで満たせるか?

絶対ムリですよね(苦笑)

だからそこは青々と広がる海、ブルーオーシャンというわけです。

FP協会も、集客できない→保険(代理店)に依存という構造は打破したいと考えているようで、今後はFPが独立、起業するための情報提供を増やしていく可能性があります。

銀行の大量リストラの話もありますし、もう、商品を売るFPに依存するのはFP協会としてもちょっと危ういと考えているのかもしれません。

結局これが、時代の流れというものです。

流れに抗(あらが)って消えていくか、

流れを利用してチャンスをものにするか。

もちろん、流れに抗って生き残れるFPもいるでしょうが、それは非常に少数派でしょうし、時代に取り残されるので非常に「しんどい」でしょう。

なにより、仲間が一人、二人と減っていくわけですから、とっても寂しいんじゃないでしょうか。

フリーランスの増加がFP起業の追い風になる!

またFPの集客についても、昨今の「フリーランス増加」の流れで、実は個人で集客できる環境は比較的整いつつあります。

フリーランスと言えばランサーズが有名ですが、こうしたいわゆる「マッチングサイト」経由でお金に困っている人と独立系FPを結ぶ仕組みは、今後洗練されていくと考えられます。

ただ、これらの仕組みが整うまでには恐らくまだまだ時間が掛かることでしょうから、今から先回りして行動することをお勧めしますね。

ブログやメルマガを使えば、いくらでも集客できますし、先行してそうしたポジションを築いておけばこれから増えるであろう独立系FPに「アドバイスする」というサービスもできるようになります。

もちろん、どの道を行くか決めるのはあなた次第ですがどうせなら、時代の流れに乗って楽に成功すればいいと僕は思いますけどね。

独立系FPを目指したいなら、まずはこの記事で方向性を掴んでください。

月収+50万を目指す、週末起業としてFPで独立することの可能性を考えてみた。

業界の流れよりも一足先に独立、起業したいなら、まずは集客の方法を知ることです。

僕のメルマガでその方法をお伝えしていますので、よかったら登録して早速今日から学んでください。

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