頑張る人ほど成功できない?その本質的理由と対策とは

こんにちは。行列FPの林です。

今あなたは何か目標を持ち、その達成に向かって努力をしていますか?

この文章を読んで、努力とは何?と思われた方は、努力していることを努力と認識しておらず、習慣として努力することが身についており「自然な努力」が行えている証拠です。

努力にも質があり、その質によって「自然な努力」と「無理な努力」に分けることができます。以下では、あなた自身の成長と目標を実現するために「自然な努力」を意識する大切さの理由をお話しますね。

この記事のポイント
・努力の質とは何か
・質の低い努力は必ず失敗し、質の高い努力は成功につながる
・あなた自身で納得行く目標を見つける

より詳しくは動画でお話してますのでぜひそちらもご覧くださいね。

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目次

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そもそも努力って何?

そもそも努力とはどのような意味を指すのか。広辞苑では、「努力=目標実現のため、心身を労してつとめること」と書かれています。僕としては、この説明に“継続的に”という文言を加えるべきだと考えます。

これまでのあなたの人生を振り返ってみてください。何か目標を掲げた時には必ず「努力」という言葉が付いてきているのではないでしょうか。その目標は、何か一度行動しただけで達成できるものだったでしょうか。そうではないはずです。

例えば、「テストで100点を取る!」や「試合でホームランを打つ!」など目標を掲げたとしましょう。それら目標の実現に向け、日々欠かさずに勉強したり、素振りや筋トレを行ったりしたはずです。つまり、この継続性こそが“努力”を理解する上では重要な要素なのです。

努力の質とは?

では努力は必要だとして、努力の質を高めるためには何をしたらいいのでしょうか。

それはまず、明確な目標を設定し、その目標を設定した理由、目標を実現するまでに何をどのようにしていくべきか整理することです。

例えばあなたが「試合でホームランを打つ!」と目標を掲げた場合、その目標を設定した理由は何でしょうか?「チームの勝利に貢献したいから」や「親を喜ばせたいから」など人それぞれの理由があるはずです。まずは、あなたが今後目指すべき道筋の先にある目標(ゴール)を明確化させ、なぜそのゴールを目指すのかを自分自身で納得するまで落とし込むことが重要です。

仮に「試合でホームランを打つ!」という目標がなく、毎日素振りや筋トレをしていても、何のためにしているのかが分からず、モチベーションも維持できず絶対に継続しません。また、他人に「試合でホームランを打て!」と言われたから毎日素振りや筋トレをしていても続かないでしょう。これが冒頭でも取り上げた「無理な努力」です。

素振りや筋トレを継続するためには「チームの勝利に貢献するために試合でホームランを打ちたい!」という自分自身の思いが重要であり、その思いがあれば、あなたは肉体的に「素振り」や「筋トレ」がきついと思うことはあっても、精神的に苦しいと思うことはなくなります。それはあなた自身で納得した目標とそれを目指す理由があるからです。だからこそ、継続的な努力を行うことができ、これこそが「自然な努力」なのです。

目標を設定した際に自分自身の意思で「目標」を設定し、それまでの道筋を立て、努力をすることで目標の実現に近づいていると実感できるからこそ、モチベーションが維持でき、継続的に努力を行うことができるのです。

「無理な努力」=質の低い努力

そもそも目標を設定していなかったり、自分自身で納得していない目標であったり、また他人が設定した目標であったり、それらに対してモチベーションを持って努力を行えるでしょうか。そこには、やらされ感や義務感があり、それが目標の実現を目指す過程で上手くいかなかったときに努力を途中でやめる理由に繋がるのです。

例えば「何のためにやっているか分からない」や「本当はこんなことしたくなかった」など様々な理由(言い訳)が努力をやめる理由となってしまいます。ここで重要なのは理由があってやめることではありません。あなた自身がやらされ感から逃れたいために、やめる理由を探し続けているということこそが、根本的な問題なのです。それこそ継続は力なりで、やめる理由を探し続けていれば、いずれ必ずその理由が見つかり、必然的にやめてしまうでしょう。

実際に今あなたが持つ目標は本当に自分自身で納得しているものでしょうか。そうでなければ、目標に向かって進んでいた道がいつか途切れてしまう可能性が非常に高いことを認識してください。

「自然な努力」=質の高い努力

自分自身が目標、またその目標を掲げた理由に対して納得のいくものであるなら、努力して前に進むこと自体が快感になるはずです。何か失敗したときも「次はこうやれば上手くかもしれない」といった前向きな思考や努力がつらくなった時でも「あきらめない」という思いに行きつくでしょう。

自分自身の「こうなりたい」「ああなりたい」という思いが、苦しくて挫折しそうになっても、目標の実現に向けて諦めずに希望を持ち続けるための源となります。だからこそ、納得のいく目標設定が非常に重要となるのです。また目標を実現するために努力することで、自分自身が成長していることに気づけるかどうかも、モチベーションを維持するために重要であり、努力を継続してできる人とできない人との分れ目になるのです。

コーチングでは、目標を強く願い、そこを目指す状態にすることを「コンフォートゾーンをずらす」といいます。現状に満足せず、将来の目標こそが「心地よい状態」だと脳に認識させるわけですね。その状態になれば、あとはあなたの脳が自然と目標を達成しにいきます。

まとめ

努力の質についてお話しさせて頂きましたが、整理すると、

であり、「自然な努力」を行うためには、目標とその目標を掲げた理由を自分自身で突き詰め、納得することが最も重要なことだと筆者は考えます。そうすることで、目標を実現するために努力する過程で何か挫折があっても、その道は途切れることはないのではないでしょうか。

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