先日、僕の知り合いのFPさんと話をしている時に
ふと思ったことについてですが、
結構皆さん真面目というか、
よくそんなにたくさんのことができるよなぁ、
というぐらい頑張っていますね。
頑張ることは決して間違いではないですが、
頑張りどころを間違えると大変なことになります。
僕はどっちかというと頑張らないほうの人間なんですが
でもきちんとお客様はやってきてくれています。
頑張っても頑張ってもビジネスが前に進まない人と、
僕みたいなズボラでもどんどんお客様がやってきてくれる人とでは、
一体何が違うのでしょうか?
格が違うとか、そういうのでは決してないですよ。(笑)
目次
僕なんか相当面倒くさがりで、
CFP試験の最後にタックスが残っているのですが
その試験勉強すら放置気味です…
(さすがにもうやらないといけませんが 汗)
ただ1点、ただの面倒くさがりとは違う点があります。
それは「戦略的に面倒くさがっている」ということです。
どういうことか、ご説明します。
僕は筋金入りの面倒くさがりなので、
単に仕事を放棄したりはしません。
むしろ、普通の人からみたら、
結構面倒な仕事も率先して
やっているように見えると思います。
でもそれはあくまでも、戦略を立てた上で
「将来こうなるだろう」ということを予測しながら
やっているから出来ることなんです。
例えば、僕の戦略というのは
こういうことです。
以下、簡単なことですので
誰でも理解できるはずです。
さて、将来ものすごく楽をしたい!と考えたとします。
ではそれを実現するために、今、何をすべきなんでしょうか。
選択肢は二つ。
一つは労働、もう一つは投資です。
ここでいう投資とはお金を出して株を買う、
という単純なものではなくて
ビジネスを成長させるための投資であって、
お金だけではなくあなたの時間を投資する、
という幅広い意味にとらえてください。
さてこの二つの選択肢で考えれば、
答えは簡単に見つかるはずですね。
どうでしょう。
さすがに「労働」を選んだ人はいないと思います。
そう、正解です。
「投資」をすべきですね。
投資をすればするほど、あなたのビジネスは成長します。
ビジネスが成長軌道にのれば、あなたが特に働かなくとも、
勝手にビジネスが大きくなり、収入が増えていきます。
面倒くさがりなので、
一目散にこの状態を目指すわけです。
ただ、この投資というのは最初のうちは
実質的な「労働」と大して変わりません。
例えば僕は集客のために記事を書いていますが、
これもその作業だけを見ると「労働」のように見えますし、
実際書いている時は頭と体を使ってますから、
実質的な労働とほぼ一緒ですね。
今でこそ、その労働量は少ないですが、
当初は相当労働してました(汗)
ですのでそこで判断するのではなくて、
ここで判断します。
この例で言えば、
記事を書いても集客できないかもしれない、
というリスクですね。
がんばっても集客できないというのはイヤですが、
小さいながらも可能性としてはありうるので、
これがリスクになります。
一方、ブログやメルマガという集客装置は、
あなたの「独占的な資産」となります。
これがリスクに対するあなたへのリターンです。
このインパクトが非常に大きいんですね。
例えば僕は既に一つ、資産を持っていて
それが「FPの集客ブログ・メルマガ」です。
こちらの集客ブログは、既に週1、2記事投稿するだけで
増減はあるものの、毎月お客さんを自動的に集めてきてくれます。
すごく、楽ですよ。
ほとんど労働しなくても
ビジネスが回っていきます。
こうなれば大事な本業に集中することができますし
それでも時間が余れば新しいビジネスや活動に
エネルギーを注ぐことが出来るようになります。
(だから僕はこうやってこちらのブログにも投稿できます)
もちろん、睡眠不足なんて一切無しです。(笑)
投資とはリスクをとりながら自分の資産を成長させることであり
それがうまくいけばさらに別の資産を成長させることができる…
という好循環に入ることが出来るんですね。
資産家やビジネスの成功者というのは、
必ずこの好循環を生む資産を所有しています。
だから大事なのは、ビジネスだろうとなんだろうと、
富を生む資産を所有しているかどうかなんですよ。
今あなたが、全く資産の無い状態だと言うなら
最初の一つの資産がある程度動き始めるまで、
そのたった一つに全力で集中するべきなんです。
資産さえできれば、それがお金も、時間も、
あなたが働く「代わりに」生み出してくれます。
それは今、あなたが全力で「労働」するよりも
はるかに大きな価値です。
ただ、資産を生み出すには多少の「リスク」を伴います。
それはある意味では仕方のないことでしょう。
まぁ、ブログやメルマガで集客する仕組みという資産が、
仮に失敗したとしてどれほどのリスクかというと、
そんな大きなリスクではないと思いますけどね。
これがリアル店舗を出店するようなビジネスだと、
初期投資が数百万円から1千万円とかかり、
失敗すれば大きな借金が残る…というリスクがあります。
そういうものに比べれば、
FPがやる集客ブログなんて、
ほとんどノーリスクと言っていいぐらいの
小さいリスクでしょう。
ですので、僕はネット集客というのは
超ローリスク・ハイリターンのビジネス投資案件だと
思ってやっていますし、実際そうなっているわけです。
(だから、記事を書くのも全然苦になりません)
こうして書くと、必ず一定の割合で
「投資なんてギャンブルだから、汗水流して働くべきだ」
という、よくわからない反論めいた意見や態度が
見られます。
ただ、そういう人に限って「ベースアップがどうこう」
とか、わけわからないことをいうんですよね(苦笑)
仮に労働が美徳というなら、賃金に関わらず、
とにかく働けばよろしい。
働くこと自体が美しいわけですから、
それで問題ないでしょう。
(ちなみに僕はそれには全く反対意見というのは既に書いたとおり)
労働=美徳という考えに陥ると、
一生「労働者」から抜け出せません。
それでもいいというなら、もう僕はそれ以上何も言いませんが、
少なくとも「他人に迷惑をかける」ことだけはやめて欲しいと思います。
というのも、労働=美徳という考え方は、
完全に間違っているからです。
言葉の定義次第という面もあるのですが、
ここでは「労働=労苦を伴う仕事」と定義します。
とすると、労働なんて誰もやりたくないですよね。
僕もやりたくありません。
でも、そのやりたくない仕事を敢えて引き受けるからこそ、
その対価をもらえる、という「労働取引」の概念ですね。
これは「仕方なくやる仕事」です。
こうした仕事は、実際のところ
ほとんど価値を生み出せません。
労働している本人は苦痛ですから、
できるだけやりたくないわけです。
だから賃金をもらえるだけの、
最低限の労働しかしません。
むしろ、いかにサボって賃金をせしめるか?
という発想にどんどん陥っていきます。
(あなたの会社にも、そういう人、いませんか?)
価値というのは、(長い目で見て)賃金以上の仕事ができて、
初めて生まれます。
ということは、こうした労働は社会的に見て
価値を生み出せていないわけです。
価値を生み出せず、労働者本人のモチベーションも上がらない、
となれば、いったいそれはなんのための活動なんでしょうか。
罰ゲームかなんかですか?
(余談ですが日本のGDPが上向かない理由の一つが、
実はこれではないかと僕は思っています)
ですから、「労働=美徳」というのはこうした矛盾を
体よく隠蔽するための誰かが仕組んだ表現法にすぎない、
というのが僕の結論。
もちろんそうした仕事で、
現状ではやらなければならない仕事も
一定数あるにはあります。
分かりやすい例では、危険、汚い、きつい、
といった労働環境がそれですね。
そうした仕事に従事している人を
尊敬しないという意味では決してありませんが、
いつまでも人間がやるべき仕事ではないでしょう。
いずれは「機械」に置き換えていく必要があると思います。
またあるいは、高いモチベーションを維持したまま
労働出来る人もいるかもしれません。
そういう人は特に問題無いのかもしれませんが、
一つ絶対覚えておいてほしいのはその場合でも
労働をやめた途端に収入が途絶えるということ。
それは、念頭においておいてください。
じゃ、なんのために仕事するのか?
資産を生み出すためです。
資産が、あなたにとっての大きな価値を生み出します。
これが結論。
少なくともFPを取って社会に役立てようと考えているなら
一度は「労働」の概念から離れたほうがいいです。
お金の専門家たるFPが、
労働という概念から離れられないようでは
それはそれで問題だからです。
ちなみにですが、全員経営者になれと
言っているわけではないですから、ご安心ください。
労働=従業員、というわけではありません。
資産の多い従業員もいるでしょうし、
労働者的な経営者もいるでしょう。
(実際、います)
どんな立場にせよ、単なる労働者に陥るのではなくて
ご自身なりの資産を生み出すための活動に従事すべき
だと思います。
それがお金と時間の余裕を生み、
人生を活力あるものにするための
ほぼ唯一の方法ですから。
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