【ご質問】FPのHPやブログの相互リンクって有害なの?


こんにちは。行列FPの林です。

今回はメルマガ読者さんから頂いたご質問で「相互リンクについて」少し僕の考えをお伝えしたいと思います。

ただ、SEOに関することはアルゴリズムが非公開である以上、あくまで推測するしかありません。一つの意見として、参考にしてみてくださいね。

行列FPメルマガ

目次

動画で学びたい方はこちら

相互リンクを頼まれるけど、リンクしたほうがいいの?

今回読者から頂いたご質問はこちらのとおり。

こんにちは。

林様のようにブログ、HPでの集客を目指して、HPの記事を少しづつ増やしていくと、企業様に相互リンクを求められるようになりました。

具体的には、企業様のサイトに私のHPの紹介文を載せてもらう代わりに、私のHPに紹介された旨の記事を載せるというものです。

お互いにメリットがあるのならお受けしようとも思うのですが、HPに来てくれるお客様に不信感を持たれないかなど、後々に何か不都合が出ないかと迷っております。

ぶしつけな質問で大変恐縮ですが、お返事をいただけると幸いです。

(メルマガ読者T様より)

Tさん、ご質問ありがとうございます!

ちなみに無料でのご質問は原則公開回答としてますので、こちらで回答いたしますね。(また、100%回答できるわけでもありません。ご了承ください。)

さてこのご質問についていくつかの観点で回答していきますね。

相互リンクが必ずしもダメではない

現在、相互リンクの効果はその昔に比べて限定的と言われています。また、やり方によってはペナルティを受ける可能性もあります。

ただ、だからといって相互リンクが必ずしもダメかというとそうではないと思います。相互リンクに限らず何でもそうですが、「読者にとってメリットのある」相互リンクであれば、それは検索エンジン等に関わらず、やっていいと思います。

例えば、読者にとって是非読んでおいて欲しい他サイトの記事があれば、普通、こちらからリンクしますよね。さらに、そのサイトから見てこちらのブログの記事が良質であれば、「紹介ありがとう」という形でリンクされる可能性は十分あります。

これが最もナチュラルな形での相互リンクです。これは意識しているかしていないかに関わらず、自然発生的に生み出されるリンクです。それがたまたま相互になっているだけでしょう。

まず相互リンクと言えば「お願いしてやるもの」という発想から抜け出しましょう。それが誰のためになるか?で考えるべきです。

Tさんの場合は「お願いされている」ので、そこにどのような意図があるのか、また読者のためになるのか、で考えればOKです。

相互リンクする場合の注意点

もし相互リンクを「意図的に」行うのであれば、以下の点に注意してください。

  • リンク数が過剰にならないようにする
  • 関連性の低いリンクを避ける

上記のような「ナチュラルなリンク」を意識していれば、これらはある意味当然の条件かと思います。

やりすぎるとペナルティの可能性が高まりますので、意図的な相互リンクはよほどでない限りやらないほうがいいでしょう。そんなことしなくても、ちゃんとコンテンツを入れていけば自然なリンクが発生するはずですので。

依頼主が先にリンクを貼るのが普通

先程の「自然なリンク」で見たとおり、リンクというのは自発的に起きるものです。であれば、例えば相互リンクをしたいとおっしゃる場合、そのサイトから先にリンクが発生しているはずですよね。

もしその発リンクがないのに相互リンクをお願いされるのは、不自然ではないでしょうか。

現実には仕事や謝礼付きでお願いされることもあると思いますが、こうした行為は「リンクの売買」に該当する可能性を否定できません。リンクの売買はGoogleのウェブマスター向けガイドラインで違反と明記されていますので、注意しましょう。

お金がもらえるからと調子にのってリンクをはっていると、その先にはキツイペナルティが待っている可能性もあります。決してお勧めはできませんね。

Googleの品質に関するガイドライン

ここでGoogleの品質に関するガイドライン(リンクプログラム)の項を見てみましょう。

ガイドラインでは例えば以下のような行為を「悪影響を与える可能性のあるリンクプログラム」と明記してあります。

過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナーページを作成すること。

Googleの品質に関するガイドライン(リンクプログラム)

過剰なリンク交換は先程記したとおりです。相互リンクのみを目的としたページ(相互リンクページ)の作成もNGですので、やめておくのが無難です。もちろんそれが読者のために明確に役立つなら、話は別ですが。

第三者のコンテンツ所有者に対し、nofollow など PageRank をブロックする手段を必要に応じて利用するかどうかの選択権を与えずに、特定の利用規約、契約、または同様の取り決めの一部として、リンクを義務付けること。

Googleの品質に関するガイドライン(リンクプログラム)

これは規約や契約で、リンクを強制させることです。でもこれ、よくよく考えたら日常的にやってませんかね…(汗)だって、お金をもらって他サイトにリンクを貼る、というのはこの行為に該当しませんか。

こういうこともあって、僕は原則、相互リンクの依頼はお断り(スルー)しています。多少のお金を頂いて、でもマイナスしかないなら、お互いやる意味がありません。

そもそもそれ、読者のためなん?

っていう視点は、決して忘れないようにしたいですね。

相互リンクって有害なん?まとめ

相互リンクについて、僕の見解とGoogleのガイドラインについてコメントしてみました。

FPの運営するサイトには、例えば金融系(クレカなど)のアフィリエイト目的のサイトなどからの依頼も多いかもしれません。

ただそれが、あなたの読者のためになるかどうか、という視点で考えてみてくださいね。恐らく多くの場合は、NGになることと思います。

もちろん相手が好意的にあなたの記事を紹介してくれているなら、それをこちらからも紹介する、というのは十分考えられます。どうせ相互リンクをするなら、そうした自然発生的な相互リンクを目指してくださいね。

自然発生的な相互リンクを目指すなら、良質なコンテンツが欠かせません。こちらの特集記事と動画で、コンテンツの作り方、学んでくださいね。

プロフィール
行列FPメルマガ

コメントフォーム

名前 

 

メールアドレス 

 

URL (空白でもOKです)

 

コメント

プロフィール

こんにちは、林FP事務所代表の林健太郎です。ブログご訪問ありがとうございます。

ファイナンシャルプランナー(CFP®)、工学博士(阪大)。ライフプラン相談100世帯以上、個別の資産運用相談等を中心にFP業で収入を得ていますが、ネット集客が得意で北は北海道、南は沖縄まで日本全国に顧客を持っています。

FPは集客が難しいと言われる中、ネットだけで集客に成功しているFPはさらに少ないと思いますが、その秘密をメルマガでお伝えしています。

メルマガ詳細

プロフィール
メディア掲載実績など
FPジャーナル2018年9月号
2018年9月、日本FP協会の機関紙「FPジャーナル」(約20万部)の特集「長期x分散x積立投資を徹底検証」に林の記事が掲載されました。(→プロフィール



PHPPHPくらしラク〜る2017年12月号表紙

PHPくらしラク〜る2017年12月号・2018年1月号短期集中連載の監修をさせて頂きました。(→プロフィール



日経ヴェリタス2016-08-14

日経ヴェリタス2016年8月14日号「確定拠出年金 とことん活用術」にコメントが掲載されました。(→プロフィール



イオンカード会員誌mom 2015年12月号(30万部)に監修記事

イオンカード会員誌mom 2015年12月号(30万部)に監修記事が掲載されました。(→プロフィール



FP事務所ブログが月間16万アクセスを超えました



FP事務所メルマガ読者様が 4,000名 を超えました。



プロフィール詳細はこちら

お問い合わせ
人気記事 月間TOP10
最近の投稿