FPのホームページが抹殺される?FPがYMYLを満たさないといけないことは知っていますか

ネット集客に興味があるなら、
少なくともホームページやブログの
一つは持っていると思います。

まさかそれらのサイトを更新せずに
放置しているということはないと思いますが
FPが記事を更新する場合、YMYLを満たさないと
検索上位に上がれないというのは知っていましたか?

YMYLって何?ってあなた。

これを読んで下さい。

目次

Googleのガイドライン、YMYLとは

YMYLというのは Your Money or Your Life というフレーズの略で、
Googleが「良い」コンテンツとするための条件の一つになっています。

YMYLはその内容通り、経済(お金)や健康、生活に関わるような
コンテンツ(記事)を指していて、ガイドラインの中に

Financial information pages: webpages which provide advice or information about investments, taxes, retirement planning, home purchase, paying for college, buying insurance, etc

「投資、税金、退職プラン、住宅購入、教育費、保険など」
とありますので、FPが作るホームページやブログは
まさにYMYLにドストライクで当てはまります。

YMYLは、他にも金融取引や法律なども含むもので、
訪問者の経済活動や生活に
大きな影響を与えるコンテンツであれば
当てはまる可能性が高くなります。

YMYLという概念自体は新しいものではなく、
2012年ごろからGoogleの内部文書が漏洩する形で
一般ユーザーにも認知されていきましたが
YMYLを認識してサイト運営しているFPは
まだほとんどいないんじゃないでしょうか。

以下、ホームページやブログを
総称してサイトと呼びます。

FPが行うべきYMYL対策とは

FPのサイトがYMYLに該当することは分かりましたが、
では具体的に何をすれば良いんでしょうか。

ガイドラインにはE-A-Tという、見慣れない文字が出てきます。
これは以下の3つ

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)
の頭文字をとったものです。

YMYLページが検索上位に上がるためには、
この3つが重要だと述べています。

ではそれぞれを高めていくために、
何をすればいいのか一つずつ見ていきましょう。

Expertise(専門性)

専門性について、Googleは以下のような解説をしています。

  • 高品質な金融に関する助言、法律や税のアドバイスなどは専門家が提供すべきであり、また情報が更新されていないといけない。
  • 生活の中で、専門性を獲得するということはある。ある特定の経験談が、そのままその筋の専門性を意味することもある。このような場合、形式的な訓練(資格等のこと?)の有無は問わない。
FPが取り扱うような話題であれば
上記「専門家が提供すべき」に該当するので
FP資格はもとより、その経験値や所属機関なども
もしかするとコンテンツの評価対象となるかもしれません。

つまり、その記事を書く人の信頼性が
まずないといけないようです。

当たり前ですが、単に資格があるだけで良いという話ではなくて、
記事そのものが具体的、専門的である必要があります。

「ボヤっ」とした記事では、この専門性を高めることは
難しい、というわけですね。

個人的には、あるトピックについて専門的に書こうとすれば
自然と記事が「長くなる」と考えています。

もちろん、専門用語を並べ立てて説明すれば
短い記事でも専門的とも言えなくもないですが、そうなると
以後の「信頼性」がなかなか高まらない可能性があります。

そもそも、それだと一般人にはかなり読みにくい記事になるので、
E-A-T以前に記事を提供する価値そのものが低くなります。

FPの書くブログが「日記」であってはいけない理由の一つが
この信頼性です。

Authoritativeness(権威性)

権威性はそのものずばり
公共機関などが運営しているサイトは
権威性が高いとされています。

また、法人が運営する「公式サイト」や
「自社サイト」のようなものも
権威性が高いと認識しているようです。

ただこれは、以下の「信頼性」と
かぶる部分もあるようです。

Trustworthiness(信頼性)

「専門性」でお話したとおり
まず記事を書く人(あなたですね)の
信頼性というものがあります。

これはFPの資格を取って、FPとして活動しているなら
特に問題はないと思われます。

さらにサイト自体の信頼性というものがあり、

  • 連絡先と連絡手段が記載されているか
  • ユーザーが使いやすいデザインとなっているか
  • コンテンツが適切に更新されているか
ということが問われているようです。

まぁ考えてみれば当たり前の話で、
プロフィールページも連絡先もなにもないサイトが
金融や経済について書いていたとしても、
ちょっと「ホントかな?」って思ってしまいますよね。

信頼性というのは、つまりそういうことみたいです。

ちゃんと管理人や法人名が記載され、
住所や電話番号、メールアドレスが掲載されていれば
ある程度の信頼性が得られるのではないでしょうか。

FPがやるべきYMYL対策まとめ

YMYL対策にはE-A-T(専門性・権威性・信頼性)の
3要素を満たすことが大切だとお話しました。

ホームページであれば、
連絡先などを記載するのは当たり前ですが
ブログは手を抜いていませんか?

ブログで専門性の高い記事を更新していけば
アクセスが集まりやすいですが
ホームページ同様に、プロフィールページや
連絡先のページもしっかりと充実させましょう。

ホームページに連絡先はあるけど、記事は更新せず。
ブログの記事は更新するけど、連絡先ページが貧弱。

これではYMYLが満たせず
どちらもアクセスが集まりません。

僕がホームページは要らない、
ブログだけで集客はできる。

と言っているのはこういう背景もあるんです。

ブログやホームページといった
見た目の形式にこだわる必要はなくて、
集客の本質を理解してそれを
実践すればいいですからね。

ですので
ブログだけで集客することは
なにも難しいことではありません。

今はアクセスが少なくとも
諦めずにどんどん記事を更新していきましょう!

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